注意書きを読んでからお進み下さい。
わんく
当作品は”nmmn”というグレーゾーンな作品です。検索避け、隠語は勿論のこと、拡散、保存等の行為は一切おやめ下さい。
ご本人様、関係者様には一切の関与はありません。
あくまでも「名前をお借りさせて頂いている」という体で作品をご観覧になってください。
公共の場での閲覧行為は禁止です。
この作品のような”nmmn”は密かに楽しむものとなっております。それをお忘れずに。
何度も言いますが、絶対に以上の事は守ってください。
守れない方は一度注意させてもらい、変わらないなら、心苦しいですが、ブロックor通報させて頂きます。
以上のことを頭の片隅に置き、忘れないようにお願いします。
あと普通に **3000文字**ですので時間がある時に読むのをおすすめします。
長くなりました。それではどうぞ。
紫 × 桃
緑 × 赤
黄 × 水
赤 水 × 桃
※受けさん同士の飲み会
※攻めさん怒
※若干桃そー受け
「かんぱーい!!」
グラスがぶつかる音が響く。溢れ出した泡が、つう、と硝子を伝って零れ落ちる。それが更に美味しさを引き立て、より雰囲気の出た空気になった。
「おいこさめ!!それ俺の!」
「しらなーい!なつくんそっち食べればいいやん」
「じゃああいだをとって俺が…」
「「お前は黙っとけ」」
「はいぃ……」
皿に乗った枝豆のおつまみがどんどん減っていく。美味しそうに食べるなつと、こさめを見れば自分も奪ってまで食べる気にはなれなく、唯ビールを飲みながらじっと見ているしかない。
今日は少々度数が高いものにしている。何杯も飲むのは流石に不味い。然し見れば、もう半分は減っているではないか。まぁ、いいか。久し振りのビールなんだからな。するとこさめがとんでもないことを口走った。
「ねぇふたりは最後にヤったのいつ?」
「んぐっ?!」
「………」
いやこさめ。唐突にその質問はえぐいだろ。なつとか引いちゃってるし。でもこさめがこうなったらどうにもこうにも出来ないんだよな。なつが言ってから言おう。うん。それいいな。
「俺昨日」
「言っちゃうんだよね」
「え〜、すっちーって性欲やばいの?」
「まぁ割と」
「じゃあ激しいの?」
「………ま、まぁ、?」
こさめに質問攻めされて頬を赤くしたなつが、こくりと小さく頷く。そんな仕草が可愛くて、進むビールに抵抗せずに話を聞いていた。
「っ〜〜〜〜!こさめはいつ?みことは激しい?!」
「こさ〜?こさも昨日で結構優しめ」
「まぁ、みこちゃんは彼女大切にしそうだよね」
「臆病とも言う」
「草」
こさめは割と照れていないようだ。
………いや、前言撤回。耳がくそ赤い。やば、可愛すぎん??
確かに、こんな可愛いふたりにあのふたりが我慢出来るはずがない。というか、俺も彼氏だったら無理。へにゃへにゃと笑い会話に参加していると、唐突にふたりが俺を標的にしてきた。
「で、?らんは?」
「?!俺ぇ?!」
「まにきか〜、どうだろ!」
「あぁ……えぇっと、一週間前、で…………めちゃくちゃ激しい………です、はい…」
「えぇ?!?!一週間前?!」
「うぁぁ、うるせぇ!!ふたりのルールで一週間に一度って決めてるんだよ!!」
「え??てかそんなにやばいの?」
「う、うん………意識、飛ばしても…その……無理矢理」
「え、怖」
「じゃあもうすぐ襲われるんじゃね??」
「ぁ……ぇっと、わかんないけど、多分……明日、か…今日、?」
赤くなった顔を誤魔化すように残り少ないビールを一気に流し込む。にまにまと見るふたりにだんだんと腹が立ってきた。いいもん、今日か明日、いっぱい受け止めて貰うから。ふん、とそっぽを向けばげらげらと笑い、肩を叩く。
「どんまいどんまい、」
「でもらんくんが喘いでるの、想像できないな」
「はぁ?!?想像すんなよ!」
「分かる、こいつしっかり者過ぎてそういうの想像つかねぇ」
いやあのさ、彼女チームで何話していいとは言ったけどさ、流石に限度って物がありますやん。まぁ全員酒やビールが入ってるから仕方ないのかもしれないけれど。
ふわふわと安定しない頭でふたりの話に耳を傾ける。
「じゃあさ、一番やばかったプレイは??」
「ローター五時間放置」
「きつ………こさ目隠し、拘束とか」
「うん下ネタのオンパレードだよね」
なんか吹っ切れたふたりは次々と話し出す。えぇ、?この場合俺が可笑しいんか??
空になったビールを追加で注文し、ひとつ息を吐く。盛り上がっていたふたりの話題はピタリと止み、俺に身体を向けて真剣に問うた。
「らんくんは?」
「いやそんな真剣に………?」
「はよ教えろ、殺すぞ」
「えぇ……あー、、っと、……え、…S、M、プ、レィ」
「うわぁ、…………」
「え!!!どうやった?!?!」
「そ、の、………かっ、こよか…った、」
「は????可愛いかよ」
頭を抱え込むふたり。え、まって不味いこと言った?地雷だった、?
あたふたしている自分を見て、目配せしたふたりはにやりとニヒルな笑みを浮かべ、俺の肩を優しく床に敷いた。
「…………?」
「やっば、……なつくんかっこよ〜」
「茶化すな馬鹿、慣れてねぇんだよ」
…………この光景、一週間前にいるまにベッドでされたわ。なつよりいるまの方が手馴れてる感あったけど。
………まぁ、つまりはそういうことか。
「ちょっ!?なっちゃん、やめっ、」
「俺一回は上したかったんだよな。」
「個室で良かったね♡」
俺となつを机越しに頬を突いて眺めるこさめ。助けを呼ぼうも、どうにも出来ない。あ、これほんとにやばいやつかな?
なつは多少俺より力が弱い。かといって全体を固められ、体重までかけられてしまったら軽くたって身動きは取れなくなる。
幸い動かせる右手を徐々にスマホに近づけ、いるまに電話をかける。因みになつとこさめはふたりで会話しているので全く気づいていない。
電話をかけてすぐに出たいるま。応答もせず、できるだけふたりにバレないように音も小さくする。
なつはこさめとの会話をひと段落させ、俺に目を向ける。欲を孕んだ、色っぽい瞳。俺には出来ない、上の顔。
「らん………っ、やべぇ俺歯止め効かなくなるかも」
「なっちゃんそろそろ離してもらぇま」
刹那。唇が奪われ、強引に舌を入れられた。
「んむっ?!……っん、…!んんっ!!」
声が上擦る。逃げようとする舌が逆に絡まり、強い刺激を与える。意外になつは上手く、身体の力と思考判断能力も共に奪われていった。
息が続かない、苦しくて、気持ちよくて、死にそう。
意識にモヤがかかってきた時、彼の顔が徐々に遠のいた。
「っふは、……こさめ見ろよ、…可愛い顔……」
「らんくんのそんな顔、初めて見たぁ」
なにが正しいのか、どうすれば打開できるのか、蕩けた頭はなにも考え出さない。なにかふたりが喋ってる。それすらも分からないなんて、どんだけ脳死んでんだよ。
「じゃ、次はこさめ!らんくん、宜しくね?」
唯、それだけが鮮明に聞こえた。
そっと目を閉じた刹那、俺が望んだ人物がずかずかと入ってきた。
「何してるん、こさめちゃん」
「………ひまちゃん?」
「……ひぇ」
「…、す、すちぃ……」
「………?」
明らかに不機嫌のふたり。あれ、足りない。俺の大好きな、大切な人、は?
目を凝らして見れば、ふたりの後ろに魔王のような存在の人物がガチギレして立っている。
「ぃ、いるませんせぇ……」
「いる、ま………」
ぼやけた視界は戻らないけれど、相当やばいのはわかる。し、怖い。
すればいるまはこちらに近寄って、しゃがんで目線を合わせる。なつ、泣いてないかな。大丈夫かな。
「おーおー、随分と人のモンで楽しそうなことしてんなぁ?どう?ソレは気持ちよかったか??」
「あ…………ぇっと、……」
しどろもどろに答えるなつを俺から引き離すスイカ。あ、すちだ。それと俺の顔の横でにこにこしていたこさめを引っ張り出すみこと。…………怖い
コメント
8件
それぞれのメンバーでの頻度とか度合い解釈一致すぎて横転 ほんま毎回好きです天才😻💋 かっこ前のセリフに誰が誰とか振ってないのにそれぞれ伝わるのメンバーの特徴掴んでるの凄すぎる( ᵕ ᵕ̩̩ )♡ 投稿ありがとうございます🙏🏻🎶
桃受けとか最高すぎる
没になった理由(書き忘れてた) ⋯面倒くさくなったのと展開が雑過ぎた