TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
wr×2相棒 しねた

一覧ページ

「wr×2相棒 しねた」のメインビジュアル

wr×2相棒 しねた

1 - wr×2相棒 しねた

♥

156

2023年06月03日

シェアするシェアする
報告する

相棒組

しねたです!

正直あんま上手く書けなかったけど、とりあえず置いとこ精神であげてます

暖かい目でみてください





















ここに来てちょうど十年が経った日、相変わらず僕の隣には相棒がいた。


けれど、これからもずっと、彼が隣に居てくれるとは限らない。


僕らはいつも死と隣り合わせ、いつ隣国が攻め込んでくるか、いつ総統から侵攻命令が出されるかなんて分からない。

明日には誰かに撃たれて死んでもおかしくないのだ。


ただ、これだけは決めていた。


相棒が死んだら、僕も同じ戦闘の中で死ぬと。

あわよくば、相棒もそう思ってくれと。


お前は、僕のことをそう思ってくれてるかな。

なぁ、シッマ。



────────────────



ここに来てちょうど十年が経った日、相変わらず俺の隣には相棒がいた。


けれど、これからはもう、彼はここにはいないんだ。


俺らはいつも死と隣り合わせ、いつ君が死ぬか、いつ大切な人と会えなくなるかなんて分からない。

明日にはここの誰がいなくなっていてもおかしくないのだ。


ただ、これだけは決めていた。


相棒がいなくなったら、俺もいなくなろうと。

あわよくば、相棒もそう思っていてくれと。


お前は、俺のことをそう思ってくれていたかな。

なぁ、大先生。





俺と大先生は一緒にここに来て、ずっと一緒に動いていた。

隣国が攻めてきたあの日、俺らはこの戦争に勝った。

死者数もそんなに多くはない。


多くは無いのに…。


我々軍からの死者は一人。

我々軍幹部、そして、俺の相棒の鬱大先生だった。


ということは、あれを決行する時。

もう準備は出来ている。


大丈夫だ、怖くは無い。

一瞬、たった一瞬だけ我慢すれば、幸せが待ってる。


俺は常に幸せになることだけを考えてきた。

だから大丈夫。


今日もいつもみたいに、幸せを考えてさよならを告よう。


待っていて、俺の相棒よ。

この作品はいかがでしたか?

156

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚