向井side
今日はたまたまオフで、なにわ男子のANNPを聴くことにした。ふたりともいま仲がよろしくないらしいから、心配になったっていうのもあるけど。最初は、少しだけ、ぎこちない感じがした。たぶん、なにふぁむさんでもわからへん。このことを知ってるオレやから、なんとなくわかっただけ。それぐらい少しだけやった。
楽しい会話をしているのに、楽しんでへん。すごい、変な感じだった。
でも__
途中から、ふたりは、楽しんでいた。心の底から楽しんで、笑いあっていて、こっちまで楽しくなった。もしかして、仲直りしたんちゃう?って思うくらい。
だから、ちょっと、というかかなり気になって、事務所へ来てしまった。
とはいっても見つかんねー!
どこいるん?
「…みっちー嫌い!」
ん?いま、みっちー嫌いって…
__謙杜!
やっぱりっ!
謙「え、康二くん…」
康「康二やで。なぁ、どういうこと?みっちー、すごく悲しそうやったよ、長尾に嫌われたかもしれんって…。それに、謙杜も、つらそうやで?なぁ、話してみ?つらいんやろ?」
オレが少しでも力になれれば…。先輩なんやし。
謙「あなたには…勝てません」
どういうこと?勝てへんって…
謙「康二くんは、優しくて、何かあるといつも心配してくれて、一緒にいると楽しくて、安心して。僕には、できひん。いつも自分のことばっかで」
康「え…?あ、ありがと。でも」
嬉しい。めっちゃ嬉しいけどっ!
康「自虐はやめや?急にどーしたん。言ってみ?言わんとわからんよ?謙杜もみっちーも辛いだけやん」
謙「いいんです、もう。大丈夫です。ご迷惑、おかけしました」
康「は?何言ってるん。大丈夫ちゃうやろ」
謙「僕はいいので。みっちーのとこ、行って…」
康「いや、行くで?でも謙杜も」
謙「ええからっ!ほっといて」
そう言って、謙杜はカッターナイフをポケットから取り出した。え?なにする気なん。
謙「僕のこと、ほっとけないなら、切ります、自分の腕」
康「はっ!?わっ、わかったで!ほっとく!!」
謙「ニコッありがとっ!じゃあねっ」ぎゅっ
康「あっ…謙杜…」
大丈夫やないわ…あれは、まじで。
カッターふだんから持ち歩いてる時点でリスカの常習犯や。結構追い詰められてるんやな…。
駿「…康二、くん。なんで」ふらっ
康「ちょっ、しっかりしてや!」
駿「…はい。大丈夫です。では」
康「大丈夫ちゃうで。オレおらんかったら倒れてたんよ?」
駿「大丈夫ですよもう」
えなんでなん?なんでふたりして大丈夫って…
康「オレそんな頼りないん?」
駿「それは違います。ただ、…もういいだけです」
康「……そっか」
あんまり、首つっこまへんろうがええんかもしれん。
駿「はい。…あ、でも……」
康「ん?なんでも言って?」
駿「わっ、わがまま…いいですか?」
康「ええよ、どしたの」
駿「康二くんの家…行きたい。一人じゃ、寂しい…」
やっぱり、謙杜がいないと寂しいんやな。
康「ええよ、行こう。オレんち」ぎゅっ
駿「ありがとう…」
みっちーがすごく寂しそうやったから、手を繋いであげた。強く、強く。オレはいつでもそばにおるでって、伝えたくて。みっちーの顔、少しだけ赤くなってたのは気のせい?
きっと、泣くのをこらえているんかな…
康二くん違うのよ…鈍感ですかあなた。
あ、どぉも、風雅ですっ!
なんか全然恋愛じゃなくなってる気がするんやけど。
まぁ、恋愛ですいちおう。そろそろ恋愛っぽくなってくるかと。
これからも初心者ですが、好きなひとには好きなひとがいて。よろしくおねがいしまーす!
コメント
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続き待ってます!
はぁぁぁぁ。好きー!謙社くん。寂しくなったらこっち来なさい!!(誰笑