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アムール「私は、バトルシスター、リーダーが1人、紅玉のアムールよぉ」
ミスズ「バトルシスターのリーダー!?」
アリア「目的はなんですか?」
アムール「簡単よぉ…ミスズ・フォーレス、あなたに蒼玉の称号をあげたいの」
ミスズは首をかしげる
ミスズ「蒼玉とか紅玉とかってなんですか?」
アムール「そこからなのねぇ…うふふっ」
アリア「…紅玉、蒼玉、黄玉、この3つの称号はリーダー達に与えられるものなの」
アムール「紅玉は槍のリーダー、蒼玉は魔法使いのリーダー、黄玉は剣のリーダーなのよぉ」
アムールはにんまりと楽しそうに笑う
アムール「ねぇ…私がなぜあなたが欲しいか、分かる?」
ミスズ「…そんなの知らないけど、」
アムール「私はね、イリスってやつが大好きなの!あの何を考えているか分からない所も、賢い所も強い所も、得意魔法がこの世で1番優しい魔法な所ね?」
ミスズ「……好きだから私も奪うの??」
アムールは首をかしげながら言う
アムール「貴女を奪えばイリスは振り向いてくれるでしょう????」
…よくわかんないなぁ………
ミスズ「とりあえず蒼玉は貰わないですよ」
アムール「そう、残念ねぇ…ま、いいわぁ」
アムール「私も忙しいのよねぇ、”またね”ミスズちゃん?」
ミスズ「…あんまり会いたくないですね、さようなら」
挨拶を交わして数分後、教会の扉が開いた
イリス「ミスズ〜、アリア〜帰ってきたよ」
イリス「…なんかあった?」
ミスズ「イリスさん!大変だったんですよ!」
ミスズは教会であったことを話した
イリス「アムールってそんなこと思ってたんだ……」
アリア「ミスズさんもイリスさんも気を付けてくださいね」
ミスズ「はい!アリアさん!1週間ありがとうございました!」
アリア「ふふっ、いつでも来てくださいね!」
イリスは手を小さく振った
ミスズ「いつも送ってもらってますね〜、ありがとうございます!」
イリス「いいのいいの、最近寒くなってきてるんだし、それよりアムールから何もされてないんだよね?」
ミスズ「?はい、話したこと以外されてないですよ!」
イリス「そうだよね、無理はしないように」
ミスズ「はい!」
心配性だなぁ、大丈夫なのに
イリス「…もうすぐ行かないとなぁ… 」
ミスズ「え?」
またどこかに行くの!?多忙過ぎない??
イリス「ミスズの学校って週一の必修とテストの点が良ければ出席日数気にしなかったよね?」
ミスズ「そうですね!」
私の学校は超自由な校風とそれを掲げても問題のない生徒の学力と性格が人気の学校で出席日数を特に気にしない学校なのである!
イリス「じゃあさ、着いてきて欲しいところがあるんだけどいいかな?」
ミスズ「どこですか?」
イリス「ニジイロ山の麓にある染め物の街、シャロンタウンって所を経由してシャーべ山地にある氷の城に行くの」
氷の城、氷の城!?
ミスズ「氷の城って人気ブランドフレアシャーベットのデザイナーが住んでる所ですか!?」
イリス「そうそう、風変わりな氷の女王が住んでるところね」
イリス「ま、詳しいことは明日にでも話すからバーズとかに軽く言っておいて」
ミスズ「分かりました!」
イリス「じゃ」
ミスズ「さようなら〜!」
つづく