コメント
4件
続きが楽しみ
嫉妬
久々のknkz
「おい、」
「ん〜?」
「ッ…今週末、デート行こ、?」
やべぇ、顔があちぃ…/
無理なことはわかってる。
でも、やっぱり…
もうちょっと期待したい自分もいる。
「…ごめん、収録ある。」
まぁ、わかってたけど…
寂しいな。
「りょぉ…」
はぁ、やっぱり冷められたかなぁ、?
最近ずっとこんな感じ。
俺も恥ずいし、
こんな事言うの。
俺から誘うことだって最近始まったこと。
でも、全部理由付けてさぁ、
マジで、なんなんだよ…ッ
前までは誘ったらすぐベッド連れてく
ヤツだったのによぉ。
マジでくっっそ…
寂しさを紛らわすために
配信頻度が上がった。
まぁ、配信をしたとしても
叶といるほどの満足感は得られるわけがない。
だって、恋人、だしな、/
ほんとは大好きだし、
ずっと近くにいたい。
叶のリスナーよりも叶のこと知ってるし、
大好き。リスナーとは言わず、誰よりも。
こんなこと、今は叶の前で言えないけど。
は〜ぁ…
ちょっと寂しいし、
溜まってるんだよな。
ちょっとだけ、な。
「は〜ぁ」
あ”〜…
ため息しかでねぇ。
ねよ。
「…んぅ〜…ぅ”、」
「ふぁ〜…ん”〜」
はぁ、起きちゃったなぁ。
そんな感じの憂鬱に侵されながら起きて、
背伸びをする。
「ふぁ〜…」
あくびしかでねぇ、
今何時だぁ、?
スマホを手にとり、電源をいれる。
「うぁっ…眩しッ、」
眩しいライトが目に当たる。
眩しいけど時間が気になってしょうがない。
瞼を少しだけ開けて、ぼやけた画面をみる。
ん、?14時〜…38?か。
大分寝たなぁ。
下行こ。
誰もいないことはわかっているけど
息を殺して、そ〜っと階段を降りる。
ん、?なんか声聞こえる?
「…な…ら…が、…じゃ…ね?」
「www」
叶じゃない誰かの声が聞こえる。
絶対配信見てるわけない。
こんな爆音で見ねぇもん。いつも。
「…はぇ…」
かっすかすの声が出た。
「やっぱり俺…好きなんだな…」
息のような細い声しかでない。
「っ…」
もちさんの家行こうかな。
もうこの場所にいるのは苦しい。
そっと扉を開け、走ろうとした。
無情にもちょっと止めて欲しいな、と
思ってしまった。
でも、止めてもらえなかった。
まぁ、そうだよな。
叶にとって俺って…。
っ…
もういいんだ…。
そんなことはもういい…。
早く行こ。
ピーンポーン
「あれ!?、葛葉?」
「どうしたの?」
「あ、ぃや…」
「取り敢えず家はいって!」
「いや、実は…」
「家に叶ともう一人が一緒にいて…」
「あ〜ぁ…なるほどね。」
「ごめん、がっくん連れてくるね」
「嫉妬すか?ガクさん。」
「はー!?違います!!」
「まぁまぁ、2人共。」
「はぁい」
「ゲームしよっか」
「!!やる!」
「ガクさん雑魚だから俺勝てるわ。」
「ぅえ!?そ〜んなことないっすよ!」
「はいはい、仲良くね。」
「はーい!」
「りょ〜。」
side__⚔
葛葉も可愛とこあるじゃんね。
「ねぇ葛葉。」
「んぁ〜?」
「今日家泊まる?」
「いいなら泊まる。」
「わかりました。」
「叶君に連絡いれる?」
「いやいい」
「あっちも勝手にしてるから俺も勝手にする。」
「…わかりました。」
熟年夫婦でも、こんな感じになっちゃうんだな。
葛葉も嫉妬するんだなぁ。
失礼だけど、なんか意外。
まぁ、多分ライバーさんなんだろうけど。
今は刺激しない方がいいか。
side__🎲
「ねぇ、とやさぁん…」
「どーしたの。」
「お腹すいたぁ…」
「じゃあみんなでつくる?」
剣持カレー食いてぇな。
うまそう。
「俺、剣持カレー食いてぇ」
「じゃあ作ってきます!」
「ん〜」
「ねぇ、ガクさん」
「はい?」
「ガクさんって…しっ、嫉妬した事ある?」
「嫉妬?しないっすよ〜笑」
「だってとやさんの事信じてるもん!笑」
信じる、か…
でも、やっぱり…あの状況を見ちゃったら…
キツイなぁ…
「…そっか…」
「葛葉君は嫉妬中すか?笑」
「なに半笑いで…!」
「こっちは悩んでんだよ…!!」
「まぁまぁ、ゲームして今は忘れましょ!」
「おう!」
side__⚔
ふふ、笑
2人仲良。
これがてぇてぇというのか。
わからないけど。
嫉妬かぁ。がくくんしなさそ〜、笑
偏見失礼か。
「ふふ、笑」
2人の会話を聞いているとふっ、と
ニヤけてしまう。
2人共かわい、笑
がくくんに嫉妬されちゃうな〜、笑
よし、できた
「がくくん〜、葛葉〜」
「お!!剣持カレーだ!!」
「やっぱ、とやさん料理うま!!」
「あ、ありがと…」
「ふっ…w」
「なに笑って…!」
ふふん、笑
葛葉、意外と礼儀いいよなぁ。
ちょっと可愛い、笑
大丈夫!がくくんが一番は変わらないから。
きっと…叶君だって、葛葉の事…
大好きだと思うし、あの子、
真面目だし、きっとライバーさんと
相談でもしてたんだろう。
まぁとりあえずか、今日はそっとしといて
あげよう。相当苦しかったし、
ビックリしたと思うしね。
「ねぇ〜、とやさ〜ん…」
「ん?」
「寝よ〜…」
「じゃあ寝よっか」
「葛葉!寝るよ」
「はぁい…ふぁ〜…」
「ついて来て」
「はぁ〜い」
side__🦊
ちゅ〜したい。
でも、葛葉君いるしなぁ…
「とやさん…」
「ん?」
「ぇ、起きてたの、?」
「うん」
「ねぇ、一回だけちゅ〜したい…//」
「いいよ、」
「ん、♡」
「あいがと、//」
「うん、おやすみ」
side__🎲
お盛んですねぇ。
俺も最後に叶とキスしたのいつだろ。
1ヶ月、ぐらいかな。
え、えっちだってしてないし。
俺もそろそろ寂しい。
ガクさんに抱きついても、いいかな。
「ん〜…」
「ぅぇ、?葛葉、君?」
「だいしゅきだから…っ」
叶、♡
やっぱり…大好き…//
「離れないれ…//」
「んふっ、笑」
「きっと夢で叶くんといるんだよ。」
「うん、!そうだね!」
「起きろっ!」
「ん〜…なんすか〜…」
「もちさん〜…」
「ん、起きた。」
「はい、がっくん、起きて〜」
「はぁ〜い…」
「朝ご飯準備してるよ。」
「!!、起きる!」
「ガクさんチョロいっすね。」
「はぁー?そんなの葛葉君もでしょぉ!?」
っは…
そうかもしれない。
だって、叶が俺以外の人と一緒にいても、
大好きと、思っちゃうんだよ?
チョロい…のかもな。俺も。
「そう、かも。」
「、え?葛葉君チョロいんすか?」
「叶が他の人といても好きだって
思っちゃうもん。」
「そっか…」
「それチョロいっていうの?」
チョロい、のかな。
「え〜…わかんないけど。」
「まぁまぁ、ご飯食べよ」
「うん!!」
side__🔫
やべぇ…
最近葛葉に構えてないんだった…!
マジでやべぇ…
「くず〜?」
「…いない?」
「マジで!?」
ピロンッ
「ん?」
着信えぐ、
なんだろ。
…
「もちさん?、なんで、?」
LINE
▷「叶く〜ん」
▷「着信拒否」
▷「叶くん?」
▶「ごめん!!みてなかった!!」
▷「葛葉、最近構ってあげました?」
「ぇ…」
え?、どゆこと、?
▶「もちさん、それどういう…」
▷「今どこにいるかわかります?」
▶「家にはいないことは確かです…」
▷「探してますか?」
▶「さっき探し始めました」
▷「ヒントを与えましょうか」
▶「それってどういうこと?」
▷「葛葉は僕の家に居ます」
▶「え?」
▷「もうあの場所に居るのは苦しいって」
▶「ごめんなさい、今すぐ行きます」
▷「はい、待ってます」
マジか、くーちゃん…
ごめんっ…
ピーンポーン
「葛葉、!?ごめん、出て来て…」
ガチャ
「チッ、んだよ」
僕の顔を見るなり、睨んでいるような感じがする。
「ごめんッ、僕、葛葉の気持ちなんにもわかってなかった、」
「…は?何言ってんの?」
「ッ、」
「何?もう用ないなら帰れよ」
「え…ッ」
「はへ、?葛葉君?」
「んだよ、俺はもう信用できねぇ」
「ごめんってば、!!」
「事情説明するから中入ってもいい?もちさん」
「どうぞ、上の部屋どうぞ」
「ねぇ葛葉、僕浮気じゃないんだ」
「葛葉がいつも配信でやってるゲーム一緒に」
「したくて、勉強してたの…誤解産んでごめん…」
「ッは?」
「それ…ほんと?」
涙ぐむ葛葉は今にも溢れそうで、
可愛くて謎の興奮を覚えた。
「ごめっ…」
「ぅわっ…葛葉、ごめんね、大好きだよ」
はぁ、可愛い。
僕はこんな子を放置してたのか。
僕には罰が下りそうだ。
それ以上に今は幸せ。
葛葉に触れたのはいつぶりだろうか。
ごめんね、くーちゃん。
「うるさいッ…俺の方が…//」
耳がほんの少し赤くなっているのがわかる。
「まったく、可愛いヤツめ、」
「やっぱり、俺さ…」
「うん」
「か、叶の事大好き//」
「ごめんね、放置して」
「僕も大好きだよ、」
「家帰ろうか」
「うん、/」
「もちさーん」
「は〜い」
「ありがと、もちさん」
「あれ葛葉?抱いたんですか?」
「…ww違います〜、恥ずかしがって寝ちゃった」
「家帰ります、ありがとうございました」
「今度、ダブルデート行こ」
「、wいいですよ、待ってます」
次回
甘やかし回