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続き
地雷様 等 🔙
🤪side
起きたら、ないにぃがもう帰ってきていた。
それに、画鋲で嫌なことをされたことも知っていた。
🍣 『 まろ、虐められてるの？ 』
🤪 『 …？ 』
さっきから、ないにぃがそんな言葉をずっと言ってくる。
けど、いじめ、って言う言葉を知らなくてなんて答えればいいのか分かんなかった。
🤪 『 なぁに、それ？ 』
🍣 『 へ…！？ 』
🍣 『 いじめ、知らないの？ 』
知らない人初めて見た、みたいな顔をされて言ってくるないにぃ。
🤪 『 うん…、分かんない。 』
🍣 『 ほ、ほんと…ｯ、にっ！？ 』
びっくりした様子のないにぃと、
🐤 『 はぁ…、 』
大きなため息をつくないにぃの姿。
え、怒ってる…？
🤪 『 …っ、 』 ﾌﾞﾙｯ
🐤 『 自分が、されてて嫌だなって思ったら虐めなんだよ？ 』
🐤 『 そのくらいは、知っといた方がいいんじゃない？ 』
ちょっとだけ、冷たい口調で言ってきた。
それが…いじめ、？
嫌なこと…、か。
🤪 『 …そうなんだ、 』
🍣 『 ね？ 』
🍣 『 まろ、いじめられてるよねっ？ 』
🤪 『 えぇ”ｯ…と、っ 』
🍣 『 本当のこと、言ってね…？ 』
心配そうに、見つめてくるないにぃ。
クラスメイトから、嫌なこと。
🤪 『 …ぅ、ん、…ｯｯ 』 ﾎﾟﾛｯ
もう、あんなことをされたくない。
🍣 『 …そっかそっか ~ 、 』 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
わしゃっと頭を掴んで撫でてくれるないにぃ。
🤪 『 んわ…ｯ、 』
ちょっと、嬉しいかも…。
🍣 『 他にもされてるのかどうかは分かんないけど、嫌だったね ~ 、 』
🤪 『 ~ ｯ、 』 ﾎﾟﾛｯ
🍣 『 …あ、もうこんな時間だ、 』
そう言ってまろも時計を確認する。
あ、もう18時だ、
🐤 『 ご飯作るのめんどくさぁいｯ！！！ 』
りうにぃが叫んだ。
🍣 『 えぇ ~ …、だってりうにぃ以外に誰が作るの…w？ 』
まろが…作らないと行けない？
🤪 『 …作るね、 』
🍣 『 へｯ！？ 』
🍣 『 いや、ｯ…まろはダメｯｯ！ 』
ないにぃに止められる、けど
他に作る人は居ないよ？
🤪 『 大丈夫…ｯ、 』
🍣 『 でも…っ！ 』
ゆっくりと立ち上がる。
さっきよりはだいぶ安定してきた。
🤪 『 …ふ ｰ ｯ…ぅ、 』
🍣 『 …ｯ、どうしてなの…ｯ？ 』
ないにぃが急に泣きそうな声で問いかけてきた。
🤪 『 何が…ｯ？ 』
🍣 『 なんでそこまでしてっ…優しくするのｯｯ”？ 』
なんで、泣いてるの？
🤪 『 …？ 』
なんで、優しくするのか…？
🤪 『 皆がねｯ…、優しくしてくれるからっ…” 』
🤪 『 まろもｯ”、頑張らなきゃｯ”…て、なるのっ 』
🍣 『 でもｯ…それでもっ… 』 ﾎﾟﾛｯ
🤪 『 皆、だいすきだもんｯ”… 』
🍣 『 …へｯ、？ 』
🤪 『 だいすきｯ、だから…っ 』 ﾎﾟﾛｯ
学校よりも、家のが好き。
それは、きっと、大好きな皆がいるから。
皆が、まろのことを、優しくしてくれるから。
🤪 『 んへ…っ、 』 ﾆｺｯ
🍣 『 ~ ｯｯ、手伝うよｯ…！ 』 ﾎﾟﾛｯ
🤪 『 ありがと…っ、 』
🍣 『 でもｯ、辛くなったら絶対言ってねｯ！？ 』
🤪 『 うん…っ、！ 』
まだ、大丈夫。
痛くない、痛くない。
🤪 『 …っ、 』 ｽﾞｷｯ
痛くなる頭を無視しながら、そう心の中で呟いた。
🍣 『 おぉ ~ っ！ 』
目をきらきらしながらないにぃが言う。
夜ご飯が完成した。
メニューは、オムライスと野菜とか…なんかその他もろもろ。
🤪 『 …ふ”ｯ…ぅ、っ 』 ｽﾞｷｯ
出来たのは嬉しい。
けど、それよりも頭が居なくなっていく一方で収まる気配が無い。
🍣 『 …無理しないって、言ったのに… 』
🍣 『 顔、青白いけど…大丈夫なのｯ？ 』
なんだろう…、
なんか…、初めての感覚で。
🤪 『 …は”ｯ…っ… 』
呼吸がだんだんと乱れていく。
さっきまで、平気だったのに…っ
🍣 『 ま、まろ…っ！？ 』 ｻｽｻｽ
体がふらふらする。
一気に血の気が引く。
…ぁ、
これ…、
🤪 『 ひんけ…っ、つ 』 ﾎﾟﾛｯ
貧血だ。
🍣 『 え！？ 』
いても立っても居られなくなる。
🤪 『 は”ｯ…っ、はぁ”ｯｯ… 』
もう、立つことさえしんどくて。
🤪 『 ん”ｯ…ふ”…ぁｯ”…、はぁｯ” 』
それに加えて、視界もだんだんと真っ白になっていっちゃって。
🍣 『 ___ っ！、 』 ｻｽｻｽ
🤪 『 はぁ”っ…おぇ”っ…ひぐ”ｯ…ぇ”っ 』 ﾋﾞﾁｬｯ
気持ち悪くもなっちゃって。
🤪 『 ひ”っ…は”ｯｯ…はぁ”ｯ…はぁ”っ… 』 ﾎﾟﾛｯ
必死に声を上げて息をする。
🤪 『 おぇ”ｯ…ぉえ”え”っ…！ 』 ﾋﾞﾁｬｯ
もう、何も見えなくなっていく。
🤪 『 …ｯ、？ 』
それと同時に、誰かに持ち上げられる感覚。
この持ち上げの高さ的に、ないにぃじゃないと思った。
…りうにぃ、なの？
🤪 『 ん”ｯ…ふぅ”…っ 』 ﾎﾟﾛｯ
🤪 『 は ｰ ”ｯ…ふ ~ ”っ… 』
乱れそうな呼吸を必死に抑える。
大丈夫…。
だいじょうぶだから。
そう、頭に唱える。
🐤 『 み、…___める？ 』
…なんて言ってるんだろう？
そう思ってるうちに、口に何かが付く。
…ストロー？
🤪 『 …？ 』 ﾊﾟｸｯ
加える。
…吸えばいいのかな、？
🤪 『 …ん”っ… 』 ｺﾞｸｯ
熱くもなく、冷たくもない。
今のまろには丁度いい水だった。
🐤 『 だぃ…じょ、ぶ？ 』
だんだんと、聞こえるりうにぃの声。
🤪 『 …はぁ”っ…、ぅん、ｯ 』
まだ、しんどい。
けど、大丈夫にはなってきたから。
そう答えた。
🍣 『 …どぃ、しょ？ 』
🤪 『 …なに”ｯ、？ 』
まだ、聞き取りにくくて聞き返しちゃった。
🍣 『 しんどいでしょ、っ！？ 』
…はっきりと、そう聞こえた。
🤪 『 ぇあ”ｯ…っ！？ 』
ちょっと、びっくり。
やっぱり、ないにぃは何でも分かっちゃうんだなぁ…。
🍣 『 わかるよ ~ w 』 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
🍣 『 だって、双子だもん。 』 ﾆｺｯ
もう、聞こえにくくは無い。
しっかりと、頭まで声が届いてくれた。
🤪 『 …ぅん、ｯ” 』
🐤 『 寝ときな、もう。 』
りうにぃが、そう言ってくれた。
いつの間にか、ソファーに居たみたい。
🤪 『 …ｯｯ”、 』 ｺｸｯ
直ぐに眠気が襲ってくる。
もう、寝てしまおう…。
続く
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Next 𓂃 𓈒໒꒱ 𓏸*˚
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コメント
11件
やだ、🤪ちゃんが健気でまじで泣けてくる…でも🐤ちゃんやっぱりちゃんと優しいやん！ツンデレだもんね🐤ちゃんは。 まじで最高ですね続きが楽しみで何も手につきませんw続き待ってます！！
うへｈ((殴 神作感謝です✨やっぱ推しの弱ってるとこ可愛i(((黙れ 可愛いがすぎて一瞬iPadぶん投げかけました つばささんやっぱ神でした!続きがめちゃめちゃに楽しみです💕✨
作品神すぎます！！ てか表現上手すぎて今バリカン片手に頭丸めてます(((((((((👊 ॑꒳ ॑ )嘘です
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