彼シャツゥ🫠
大好物、リクエストしてくれた人、愛してるぜ🤚
先生が始めっから魔物に襲われてる(お前らが期待してる様なシーンはねえからナ‼️)
水スライムなのにタルタリヤが助けてる(物理で殴ってんだよ、多分。)
そんじゃまスタート
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「っく、……しくじったか。」
何となく海辺を散歩していれば、その辺に居たのだろう。水スライムに襲われてしまい、ねちねちと絡まれて行く。
……この感覚、嫌な事を思い出してしまった。
ヌメヌメと気色の悪い触感。太腿を擦り合わせながらどうにかして解こうと腕を動かしてみるも、それは腕を完全に拘束し、自身の上体に絡み付いていた触手からは溶解液が漏れ出す。
そうしている内に上半身の服はみるみる溶けていってしまい。
「ちょ〜〜〜っと、俺の先生に、な〜にしてんの、かなッ、!!」
なんて聞き慣れた声がすれば、自身に絡みついていたものは解かれ、海へと放り投げられて行った。
「鍾離先生っ、大丈夫?怪我は無い?」
「まぁ……大丈夫だ、怪我は特に無い。」
「良かった……って、全然良くないか、ほら、コレ着て。」
なんて言いながら彼自身が着ていた赤色のシャツを被せられ、そのまま抱え上げられる。
幾ら何でも任務終わりで身体が火照っているとは言え、それは無いだろうと思い。
「公子殿、流石にそれでは冷えてしまう。俺は別に風邪を引かない。」
「そういう問題じゃなくて、俺が嫌なの、!」
む、とした顔をする彼の押しに負けてしまったのか、そのまま彼のシャツを被っていれば、彼の匂いがふんわりと漂ってきて、そのシャツを自身の鼻に押し当て匂いを嗅いでみる。
……彼の匂いだ、心地良い……。
「……な〜に可愛い事してんの、せんせ?」
「っは、……こ、コレは……違う。」
「なんにも違わないでしょ。……はぁ〜〜〜…、可愛い……癒された。」
よしよしと頭を撫でられ、額に口付けをされる。正直、我儘は言いたくないが……内心、口にしてくれても良いと思った。
「……もしかしてさ、口の方が良かった?」
なんて図星を突かれてしまえば、頬を赤らめ目を逸らす。
「あっは、可愛いね。……良いよ、してあげる。」
そう言い自身の唇を啄み触れるだけの口付けを落とす。
……此処は外の筈なのに、と思いながらもやはり嬉しい気持ちはあるのか被せられた彼のシャツを握り締めた。
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オマケ
「鍾離せんせぇ〜〜……、俺ソレ着たいから返して……?」
「……嫌だ、公子殿の匂いをもう少しだけ嗅がせてくれ。」
「可愛いけど〜…、俺が風邪引き……っくしゅん、!」
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