第3話です。ほんとはあれで終わるつもりだったんですけど気分なんで書きます。どうぞ↓
フランス視点
ん…
朝起きると隣に彼はいなかった。どこに行ったのだろうと思い起きあがろうとした時何かドロッとしたものが中から出てきた。何だろうと思って少し触ってみる。その何かはねばねばしていて白く濁っていた。まさか中に出したのだろうか。いやきっとそうなのだろう。…嬉しい。彼に抱かれた事が。彼に好きだと愛を囁かれた事が。私は今幸せの絶頂にいる。数百年前から想い続けてきた彼と関係を持つ事ができたのだ。こんなに嬉しい事はない。そんな事を考えているとコンコンとドアをノックする音が聞こえた。私は彼だと思い、それを承諾した。
イギリス視点
彼女より早く目が覚めたので彼女が起きるまで少し仕事をする事にした。書類に目を通しながら私は彼女について考えていた。昨夜ついに彼女と体を重ねた。正直に言ってすごく良かった。彼女の気持ちも知れたし私も彼女に気持ちを伝える事ができた。しかし一つヘマをしてしまった。それは彼女の中に出してしまった事だ。最初はゴムをつけていたのだがあまりにも彼女の体が良すぎて我慢できなかった。まあやってしまった事は仕方ないだろう。もともと責任は取るつもりなんだから。さあ仕事も終わった事だし彼女を迎えに行くとしよう。そう言って私は医務室を後にした。
フランス視点
扉が開かれた先にはやはり彼がいた。昨夜のようなラフな格好ではなくいつものように黒いスーツを身に纏いお馴染みの帽子をかぶっている。かっこいいなぁ…と思っていると彼に話しかけられた。
イギ おはようございます。起きてたんですね。
フラ おはよ。今起きたところよ。それより昨日言ってたことって本当なのよね?
イギ もちろんですよ。何度言わせるんですか。
フラ そう。じゃあその…
イギ 言いづらいのなら私から言います。もともと責任は取るつもりだったので。…私と付き合ってください。フランス。
フラ ふふっもちろんよ!
イギ ではそろそろ朝食をとりましょう。貴方のために待っていたのですよ。
フラ そうね。それもそうだけどあんたに聞きたい事があるのよ。
イギ …何ですか?
フラ あんた昨日中に出したでしょ?
イギ ええ。それが何か?
フラ あっあんたねぇもしできてたらどうすんのよ⁉︎
イギ 言ったはずですよ。責任は取ると。
フラ えそれって…
イギ 結婚を前提に付き合ってくれと言っているんです。
フラ ///)赤面
イギ 話はそれだけですか?
フラ ええ///その…これから宜しくね。
イギ こちらこそ。
会話を終え私たちは朝食を食べるため食堂へ向かった。数年後結婚し子供が産まれたのはまた別のお話………………。
イギフラこれで完結です。最初はバッドエンドにしようと思ってたんですけどやっぱり円満に終わって欲しいと思いハッピーエンドにしました。読んでくださった方々ありがとうございました。好評だったら子供が産まれた後も書きます。
コメント
4件
とっっても最高ですねッッ😇 やっと繋がってくれました!!笑 さてさてこれからが楽しみですね…(((((
もちろん子供産んだあと