皆さんこんにちは!
今配信中のINITIMEMUSICのLIVEを見て思いつきました!
それでは、スタート!!
京介side
「京介、ここ教えて」
そう話しかけてきたのは柾哉くんだった。
「最近、無理しすぎじゃない?」
柾哉「そう?笑」
「頑張るのはいいけど、 そのままだとLIVEまで持たないよ?」
柾哉「平気平気、笑」
柾哉くんがこんな頑張るのには理由があった。
「あと1週間だね」
柾哉「だね」
「緊張する?」
柾哉「そりゃあするでしょ笑」
「神サイさんとのコラボなんて」
“それに”と彼は言葉を続けた。
柾哉「京介と2人でやる鱗のカバーもね」
「平気だよ、柾哉くんなら」
柾哉「俺は平気じゃないの」
「やり直し出来ないから、練習するしかない」
そう言ってまた、彼は練習を始めた。
柾哉side
1週間後に控えたLIVE。
俺が必死に練習してるのは理由があった。
“神はサイコロを振らない 夜永唄 木村/藤牧”
そう書かれた紙。
コラボはもちろん緊張する。
しかもそれが、京介とだなんて
そんなこと考えてしまう自分が嫌い。
洸人「柾哉」
「ん?」
洸人「青春アミーゴ練習しようぜ」
「いや、」
洸人「最近、コラボの練習ばっかだろ」
「だって、失敗できないじゃん」
洸人「じゃあ、こっちは失敗していいの?」
「それは、違うけどさ」
「でも、京介と歌うならちゃんとやんないと」
目線の先には大夢と練習している京介。
「楽しみだろうね、京介」
「大好きな歌を大勢の人の前で歌えるなんて」
なんて言って、部屋を出た。
京介side
LIVE前日。
俺の予想通り、柾哉くんは喉を壊した。
柾哉「ゴホッゴホッ、」
豊凡「柾哉、平気?」
豊凡くんが声をかけても 返ってくるのは大丈夫のポーズだけ。
「だから言ったじゃん、程々にねって」
今度は、弱々しく書かれた文字が見せられた。
“京介にはわかんない”
“歌が大好きな京介には、わかんないよ”
その文字が柾哉くんの涙によって滲んだ。
「柾哉、くん」
そう声をかけても、 彼は止まることなく部屋を出た。
柾哉side
やっちゃった。
頭の中ではわかってるのに、止まらなかった。
京介「柾哉、くん」
そう俺を呼ぶ声が聞こえる。
“ごめんね、京介。”
心の中でそう謝って部屋を出た。
京介side
あの後柾哉くんと話すことなく、 LIVE当日を迎えた。
柾哉「京介、」
そう俺を呼ぶ柾哉くんの声が聞こえて安心する
柾哉「2人で、話さない?」
「うん、話そっか」
廊下のベンチに柾哉くんと2人腰をかけた。
柾哉「まずは、ごめん。」
「酷いこと言ったよね」
「いや、」
「柾哉くんの気持ち、知りたい」
柾哉「京介の歌声、ほんとに大好き」
なんて急に言う柾哉くん。
「なに、急に笑」
柾哉「京介の歌声が、大好きだから」
「だから、完璧に歌いたかった」
「失敗したく、なかった」
「俺だって、柾哉くんの歌声大好きだし」
柾哉「え?」
「一生懸命練習してるのだって知ってるよ」
「でも、それで声壊したら意味ないじゃん」
柾哉「うん、ごめん」
「だから、無理しないで欲しかった」
柾哉「ごめん、」
「でも、良かった」
「声、治って」
柾哉「うん、ほんと良かった」
「緊張してる?」
柾哉「してるよ、そりゃあね」
「絶対、平気だから」
「MINIのみんなも、 俺もさ柾哉くんの歌声大好きだから」
柾哉「うん、ありがと」
「だから、楽しもうね」
柾哉「楽しめば、成功するよね」
「絶対大丈夫」
成功する根拠なんてない。
けど、練習は裏切らないって俺らは知ってる
俺らが楽しめば、MINIも楽しんでくれる。
そんな思いでかけた”絶対大丈夫”を 柾哉くんはちゃんと受け取ってくれた。
柾哉「楽しみだな、京介と歌うの」
「なに、急に笑」
柾哉「京介の歌声ってさ落ち着くじゃん?」
「いやいや、同意求められても困る笑」
柾哉「まぁ、落ち着くのよ笑」
「だから、京介の歌声聴いてから歌うと なんか全部上手くいっちゃうんだよね」
「でも、鱗は柾哉くんスタートじゃん?笑」
柾哉「そうなんだよ笑」
「だから、あれは緊張するね」
「大丈夫。」
「俺が、隣にいるから」
いつもは柾哉くんがお兄ちゃんだけど、 たまには立場逆転もアリかななんて、
ちょっと、カッコつけて見たのに、
柾哉「京介の隣にも俺がいるからね」
「絶対、MINI全員が京介の声好きだから」
前言撤回。
俺はいつまでも柾哉くんには勝てません。笑
俺の憧れ、柾哉くん。
ずっと、大好きです。
終わりー!
ずっと上げようか迷ってた作品です笑
自信ない作品なので多目に見てください!笑
それじゃあ、またねー🐉
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コメント
11件
最高☆ マジで柾哉歌もダンスも上手いから無理しないでほしい…笑
えー!めっちゃいい!最高すぎ!よくおもいついたね!