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お試し1話
魅華)ん〜…ねぇ冬月、本当にここなの?
冬月)(・ω・(ヾ)YES
私の後ろにいる冬月に話を聞くと(・ω・(ヾ)YESと答えたが…建物が違くない?
魅華)あんたが言ってた学校ってあれよね?妖怪祓いとか、霊を祓ったりする学校だよね?
冬月)うんうん
魅華)……お城じゃね?
そう、私の目の前にはデカデカとした城が目の前に立っている
冬月)あ〜…あれだ、これ擬態の札で城になってる
魅華)んだよ〜…タバコ吸えるかな
冬月)諦めろ〜
うだうだと文句を言いながら門?の中を潜ると男の教師が居た
魅華)お、あんたがきょーしってやつ?
男)やっと来たか遅刻魔、今日はお前の転入日だぞ
魅華)すんません笑
男)俺の名前は【孝慈(こうじ)】だ
魅華)よろしくお願いしますね、孝慈せんせ
その後は中庭から教室に移りクラスメイトの紹介
魁)はいはーい!僕は魁だよ!能力は【自然を扱う程度の能力】だよ〜
魅華)へぇ〜…凄いなぁ笑
魁は綺麗なエメラルドグリーンの髪を持っていて獣人と言うべきなのだろうか…狐?オオカミ?犬?みたいな耳を持っていた
孝慈)次、真琴、鈴
次は2人のまたまた獣人…でも、なんというか…長身過ぎて怖い…
真琴)俺は真琴!顔にへばりついてる紙気になるでしょ〜剥がせないんだァ
魅華)剥がせない……?
気になって真琴?とやらの顔を触ると普通に剥がれそうだった
魅華)剥せるじゃん
真琴、鈴)え?
ぺらっと剥がすと普通の美イケメンが居た
魅華)うん、剥がせたよコレでいい?
真琴)あ、え、うん……?
魅華)??
真琴は少し引き攣った顔をしつつ鈴?の方を見ていた
魅華)それでそれで?えーっと…鈴?さんとは?
真琴?の隣に立ってる鈴(であろう人)の方を見る
鈴)鈴ってのは僕の事だよ僕達は2人で【刀を扱う程度の能力】と【銃火器を扱う程度の能力】だよ
魅華)おー!刀って事は……人の体を傷つないまま魂を切ったりとか?
真琴)なんだ…わかってるのかァ…
魅華)あれ、本当にあってたんだ…なんかつまんね
鈴)そこまで分かってたら連携とか普通にできるんじゃないの?
魅華)わかんね笑
2人は私を取り囲んでキャイキャイしてると孝慈が「次!」と、少し怒った声で言った
魅華)すみませーん笑
2人は私から離れ女の子が「そいつらただの戦闘狂だから気を付けなさいよー?」と、声を掛けてきた
魅華)君は〜?
華炎)私は火波華炎、火波家の中で1番強い女よ!
とドヤ顔で言った
魅華)火波家……?
華炎)そうよ、呪術界とか妖怪祓いの中では結構有名なのよ?火を扱う家系で有名なのよ
魅華)へ〜…ここって色んな人が来るんだね、獣人とか…以外かも
孝慈)まぁな、ここは護衛任務とかもあるからな、色んな種族を取り入れるんだ
魅華)ほうほう…って、ごめん話逸らしちゃったや
楓夏)いーよ〜馴染めそうで良かったー
魅華)君は?
楓夏)翠川楓夏だよ〜能力はないけど術式が優れてるから来たんだ〜
魅華)おー!凄いじゃん!
その後は暫く話し込んでいたらまた孝慈せんせーから「お前の自己紹介はどこいった〜」と声を掛けられた
魅華)あ〜はいはい笑私は魅華、冬樹魅華だあとは…式神の雪月だ
私の後ろから着物をつけたお面女の雪月が現れ「チョコとパフェとケーキー!」と言いながら頭突きをしてきた
魅華)いてぇからやめろバカ
本来なら透ける式神を堂々と目の前で腕を握って思いっきりゲンコツをした
他の人たちはぽかんとしたままその後に「すげー!」と声が上がった
魅華)式神なんて触れるでしょ…
華炎)触れないわよバカ
楓夏)逆になんで触れると思ってるの?
魅華)え、こいつ触れないの?じゃあなんで私触ってんの!?ヤダきっしょ!
雪月)ほんとになんで私逆に触られてるの?
魅華)お前が考えろよ……
真琴)ま、まぁまぁ……ほら、あれじゃないの?契約とかしてるとか
魅華)そうかなぁ…まぁいいや笑
私は魅華、獣人の妖怪祓いをする式神使い
この学校にいる限り私は色んな過去を思い出したり色んな思いをしたり思い出を作る…と、思う
強敵に遭ったら冬月に全て丸投げ!(こいつサイテーだ)
これからもっと頑張って強くなるぞ〜!