皆の指導者の凛ちゃん

皆の指導者の凛ちゃん

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病院

医者「やっぱり傷が開いてますね」

凛「……」

医者「サッカーはやってるんですか？」

凛「軽く運動でするぐらいですね」

医者「サッカー関係でお仕事とかは？」

凛「指導者をやってます｡」

医者「指導者ですか」

凛「ｽﾞｷｽﾞｷ…ｯ…」

医者「一応縫ってはありますが､しばらくはあまり激しい運動は控えてくださいね」

凛「はい」

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凛「ﾄｺﾄｺﾄｺ」

絵心「おかえり､医者はなんだって？」

凛「うるせぇﾄｺﾄｺﾄｺ」

絵心「……」

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凛「はぁ…ﾎﾞﾌｯ(ベットに寝っ転がる)」

凛「ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…あれ？…なんで…涙が…」

凛「止まれ…止まれ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…」

カイザー「おい凛､入ってもいいか…」

凛「ｯ…来るな…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

カイザー「？何かあったか？」

凛「なんでもねぇ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

ｳｨｰﾝ

凛「来るなって言っただろ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

カイザー「泣いてる奴を放っておけねぇだろ」

凛「ｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

カイザー「ｷﾞｭｳ…」

凛「ｯ…離せ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

カイザー「離さねぇ」

凛「ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…ﾋｯｸ…ﾋｯｸ…」

カイザー「何か辛い事でもあったか」

凛「…なんで…そこまで俺に…構う…」

カイザー「なんでだろうな(好きな奴の事は知っておきてぇからだよ)」

凛「ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…」

カイザー「絵心から聞いたがもうサッカーができないんだってな」

凛「絵心…から…？」

カイザー「ブルーロックの全員知ってる」

凛「ｯ…」

カイザー「悪かった､あの時は､サッカーできないとは知らず…」

凛「……」

カイザー「サッカーは何故できなくなったのか聞いてもいいか？」

凛「嫌…」

カイザー「そうか…」

凛「いつか…話す…から……」

カイザー「分かった」

凛「……」

カイザー「？凛？」

凛「ｽｰｽｰ…」

カイザー「泣き疲れて寝てしまったか…(ベットに寝かせる)…」

凛「ｽｰｽｰ…」

カイザー「ﾁｭ(おでこにキスする)…おやすみ､俺のお姫様…ﾄｺﾄｺﾄｺ」

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カイザー「ｯ…(可愛すぎたなあいつ…)」

ネス「あ､カイザー」

カイザー「！ネス…」

ネス「？顔真っ赤ですけど､何かありました？」

カイザー「嫌…なんでもない…」

ネス「？そうですか」