らだおの短編集

注意事項

［ご本人様と関係ありません］

・口調不安定、キャラ崩壊あるかも

・カップル設定あり

それでもいい方はどうぞ

「」→会話とか、セリフ

（）→心の中の声

『』→無線

［］→その他諸々

ら)「あぢぃ〜」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

成)「な」

成)「ちょっ…これはまずいっすわｧ」

ら)「声裏返ってるぞ…成瀬…」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

成)「ﾊｲﾝ」

こんにちは、らだおです…。

突然ですが見てください、この温度計！！！

現在の気温［38°］→これ、信じられます？

ら)「ア″ーーーｼﾇｯﾃｺﾚ…」

ﾄﾝﾄﾝ

ら)「ん？」

成)「優しい優しいらだお先輩。 その団扇貸してくれませんか？」

ら)「その乙女みたいな仕草はなんだ…？俺には効かんぞ？？」

成)「はッ！？」

ら)「笑笑。ほらよ」

成)「わあっ！！あざす〜」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

成)「じゃー代わりにこれあげます！」ﾄｻｯ

ら)「紐…？これってゴミじゃn…」

成)「アーアー″！！これ、硬くて質が高い紐なんで、逆に高級品っすよ。マジでレア！」

ら)「はいはい」

成)「その様子信じてねぇな！？」

ら)「信じてるって笑」

ら)「じゃ、俺ちょっと行くところあるからじゃね〜」ﾌﾘﾌﾘ

成)「はいよ〜」ﾌﾘﾌﾘ

ら)「ふぅ」ﾁﾗｯ

［署長室］

ら)「…」

ら)（話があるって言われたけど、何だろう…。）

出勤早々に無線でネル先から、

「らだおくん、後で話があるから」なんて言われたらたまったもんじゃないって……。

ら)（……もしかして、クビ！？！？）

ら)「いやいや、そんなわけ……」ﾎﾞｿｯ

ふと時計を見ると12時。

約束の時間だ。

…ｺﾝｺﾝ

ら)「失礼します」

ら)「はぁ〜よかったぁ… 」ﾖﾚﾖﾚ

どうやら個々に夏の休暇日を伝えるためだったらしい。扉の前にいたぺいんと入れ替わりで外に出る。

ら)『らだお退勤します。お疲れ様でした』

俺は今日からだったため退勤する。

家に帰ろうと警察署を出ると、見覚えのある車が止まっていた。手招きで促されるがままに車に乗り込む。

［数分後］

ら)「どこに向かってるんですか？」

そう聞くと彼は、口元の前に人差し指を置いて「内緒」と言わんばかりの合図をバックミラー越しに送ってくる。

ら)（…車に揺られてたら眠たくなってきたな、。最近の激務のせいか、？）

ら)「…少し寝させてもらいますね…、、」

ｺｸﾘ

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ﾄﾝﾄﾝ

ら)「…ん、はぃ」

「着きましたよ」

ら)「ここは…海？」

「はい、合っています」

「最近激務で疲れてそうでしたので、少しでも体を癒してください…らだおさん。」

ら)「！ありがとうございます」

ら)「ヴァンさん！ 」

ヴ)「どういたしまして…」ﾆｺ

ﾋｭｰﾋｭｰ ｻﾞｰｻﾞｰ

ら)「…」

ら)「すごく綺麗…」

視界いっぱいに広がる青く冷たい海。

それを靡く暖かい風。

それぞれが発する音が詩を歌ってるみたいだ。

ヴ)「綺麗ですね…らだおさん」

ら)「ハハ、その言い方だと勘違いしますよ？ヴァンさん…」

ヴ)「…」

ヴ)「もしそのつもりで言った、と言ったらどうします？」

ら)「…冗談はやめてください笑、ヴァンさん」

ヴ)「さぁ…ご想像にお任せしますよ」

「照れちゃいます」だなんて、口が裂けても言えない。今顔なんて覗かれたら……。

俺、今少し顔が熱ってるんだから。

それから少しの間雑談をしていると、

ヴァンさんが急に俺の顔を見てきた。

ヴ)「…少し顔が赤いですが、大丈夫ですか？熱中症だったり…」

ら)「だ、大丈夫ですよ…？」

ヴ)「…」

ヴ)「らだおさん、少しお腹が空いたので、そこにある海の家でアイスを買ってきます。バニラ…でいいですか？」

ら)「はい、ありがとうございます！」

ヴ)「…熱中症にならないために、そこの木の下で涼んでいてくれますか？ 」

ら)「分かりました」

ヴ)「ありがとうございます…」

ﾄｺﾄｺ

ﾄｺﾄｺ

さりげなく気を遣ってくれる…とか。

ら)（や、優しすぎるだろ…）

ら)「…//」

ら)「…ん？/」

ら)「なにこれ…綺麗。」

木のところに向かおうと浜辺を歩いていたら、すごく綺麗な白い貝殻を見つけた。

ら)「…ヴァンさんにあげようかな//」

［数分後］

ヴ)「お待たせしました、らだおさん。」

ら)「ヴァンさん！」

ヴ)「どうぞ、アイスです。」

ら)「わぁ…！美味しそう…」

ら)「ありがとうございます！！」ﾆｺ

ヴ)「…//」

ら)「…？いただきます！」

ﾊﾟｸｯ

ら)「ん〜美味しい！！美味しいです、ヴァンさん！！」

ﾊﾟｸﾊﾟｸｯ

ら)「〜♪」

ヴ)「…」

ﾍﾟﾛｯ

ら)「…！？」

ヴ)「フフ…口元にアイスがついてますよ… 」

ら)「…//」ｶｧｰｯ

ヴ)「あらあら…赤面になってしまって…」

ら)「こ、これは暑さのせいです！！！////」

ヴ)「フフ、そういうことにしておきましょう」

ら)「ごちそうさまでした！」

ヴ)「ごちそうさまでした」

ら)「ヴァンさん、ちょっと後ろ向いて目を瞑ってもらえますか？」

ヴ)「あぁ…分かった。」

ｽﾙｯ ｶﾁｬｯ

ら)「もう目を開けてもらって大丈夫です」

ヴ)「はい」ﾊﾟﾁｯ

ヴ)「これは……」

ら)「貝殻のブレスレットです」

ら)「綺麗な貝殻を見つけたので、プレゼントです！！」ﾆｺｯ

ら)（成瀬には後で感謝しないとな…！ あの紐、役に立ったよって）

ヴ)「ありがとうございます…、大切に使わせてもらいます。」ﾆｺｯ

ヴ)「…//」ｶﾁｬｯ

ヴ)「らだおさん、明日暇ですか？」

ら)「今日から5日間休暇です。」

ヴ)「本当ですか！」

ヴ)「なら、とりあえず明日は一緒に水族館デートにでも行きませんか？」

ら)「デ、デート…///！？…行きます////」

ヴ)「…そう言ってもらえて光栄です///」

青い空と白い雲は混ざりそうで混ざらない。 でも今だけは混ざっていいのかもしれない………。

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青い空→らだお（警察）

白い雲→ヴァンダーマー（ギャング）

伝われ…！