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『確認』
新しいクラスになって、私、鈴森媛と友達の蔵坂美沙が同じクラスになった。私は色んな友達がクラスにいたが、美沙はいなかった。美沙は私についてくる。1人にならないように。うざったいとは思わない。ううん。やっぱり、少しうざったい。でも、可愛い。例えば、なんだろうか。沢山ある。美沙は、よく忘れる。例えば、棚に教科書を取りに来て、違う教科の教科書を取るために一回最初の教科を棚の上に置いておく。するとその教科書を置いてきた。それに気づかなかった。『教科書いらないの?』と聞くと『教科書あるよ?』と見せてきた。『違うよ。国語』『あるよ?…あっ』と思い出して照れくさそうにして取りに戻った。こういうところがいとおしい。私はおかしいのだろうか。
今日は話しかけなかった。そしたら美沙は1人だった。それがたまらなく良かった。変なヤツだと思うだろうけど…美沙には私が必要なんだって改めて確認できる。
らいむ②
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#考察どうぞ
ゆりかご.
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コメント
3件
うわ、この距離感、めっちゃ刺さる……。「うざったい」と「可愛い」を両方ともリアルに感じてるのが生々しくて、人間関係の機微をよく掬ってるなと思いました。特に「話しかけなかったら美沙が1人だった。それがたまらなく良かった」の一文が作品の核だよね。媛にとって“確認”って、美沙の依存を確かめる自己満足でもあって、でもそれに自覚的だからこそ歪で愛しい。この二人の関係、今後どう転ぶのかすごく気になります。続き楽しみにしてます!