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「それってどういう事なの?ミア???」
私は尋ねた。
「え、えぇ、旦那様はいつも15時頃に目覚めて、早朝4時か5時頃に眠られるのです。
それがいつものルーティンでして…
それが、奥様がいらっしゃってからという物、8時には起きてご一緒に朝食を召し上がるでしょう?
いえ、奥様が悪いということでは…
ただ、かなり無理なさってるんじゃ無いかと…」
ミアは言いにくそうにそう言った。
知らなかったわ…
完全な夜型だったのね…
だけど、どうしてそんな生活に…?
元々夜型のお人なのかしら…?
そう言えば、このファフィット城に来てから、妙なことも多いわ…
1、レイゼン様はお昼に外に出られない。
2、生肉がお好きで、ほぼワインしか飲まない。
3、夜行性。
4、レイゼン様のそばに行くと不思議な気分になる事がある。
でも、”妙”というほどの事でも無いわよね…?
だけど、他にも妙な事があるような…?
それが何だか思い出せないけれど…
そんな事を思いながらも、私はレイゼン様を起こさないように自分の部屋に戻った。
夫婦となれば、寝る時には同室だが、貴族社会では普段は別々の部屋というのが一般的だった。
部屋に戻ると、レモン色のフレアのワンピースに着替えて、ほんの少し化粧をした。
うーん…
それにしても暇よね…
レイゼン様とは生活リズムが違っているみたいだし…
結婚して友達とも疎遠になったわ。
まぁ、あんな友達は友達とも言えないけれど…
あぁ、そう言えば…
ゼクス様が、秘密を知りたければ…
とか、言っていたっけ…?
私は少し悩んだけれど、レイゼン様が目覚めるまでに帰れば良いと思い、馬車でマフィーズ城に向かった。
#ミステリー
#溺愛
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