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会社に戻ってくると宮館さんから「社長が胡桃さんのこと食堂で待ってるよ」
と言っていたので、食堂に向かうことにした。
といっても、さすがにオムライスを食べたので食堂では何も食べないけれど
深澤さんは食堂の端っこのテーブルに目黒さんといた。
その姿でさえ絵になっている。
本当にかっこいいなって思って見つめていると、深澤さんがこっちを見て笑いながら声をかけた。
「ごめんなさい、先輩とごはん食べちゃって」
そう言って謝ると深澤さんは
深澤「大丈夫、大丈夫(笑)予定入っちゃたんでしょ、しょうがないって」
と言ってくださった
「ごめんなさい、あの、今度とかで埋め合わせってどうでしょうか?
いつ空いてますか?」
深澤さんは、目黒さんにスケジュールを聞くと「四日後なら空いている」と答えた、
深澤「あのさ、二人で食事したいな。
俺さ、沙和ちゃんのことまだ全然知らないし、」
ドキドキすることを言われて、心臓が高鳴るのが分かった。
これが恋なんだ。
こんな感覚久しぶりだなって思って深澤さんに了承の返事をした。
深澤さんは私とごはんの約束をした後、部署まで送るといって、私を部屋の前まで送ってくださった。
「送ってもらってありがとうございます」
深澤「ううん、これくらいしたいし、じゃあ、午後の仕事も頑張ってね」
そう言って私の頭を撫でて深澤さんは社長室へと戻っていった。
スケジュールに深澤さんとごはんというのが追加されて、なんだか甘酸っぱい気分になったので、
仕事が終わると甘酸っぱい系の飲み物でも買おうと思って、仕事を進めた。