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檻の中の恋人
注意※監禁パロ すちみこ
目を覚ますと、光すら入らない暗い部屋に居た
「ん”ぅん..ここ…どこ、?」
「あ、起きた?」
「ここどこ、?」
「ここは俺ら2人だけの世界だよ」
怯える黈に翠は優しく微笑みながら言った。
「ここから出させて…」
「それは出来ないな。」
「どうして、」
「みこちゃんは、俺がどれだけ君を好きかを分かってないよ。」
真っ赤で綺麗な目は一つの揺らぎを見せずただただ黈を見つめる
「分かってるよ、分かってるからここから出してよ、」
「”前のすち”に戻ってよ、今のすちくんはすちくんじゃないよ」
「…..っ」
「”前のすち”ってあれは本当のすちじゃない。」
「今の俺こそが”本当のすち”なんだから」
翠の声は何時も通り優しく穏やかな声だが、その奥にある狂気はしっかりと黈を見逃さなかった。
「みこちゃんと付き合ってからどうしても、みこちゃんを離したくなかった。」
「取られたくなかった…」
「こんなことしていいとは俺だって思ってないよ」
申し訳なさそうに言うがでも、真っ赤な目は逸らさず黈をしっかりと見ていた。
「こんな俺…嫌いになった、?笑」
「うぅん…嫌いになんてなってないよ…」
予想外の返事に翠は驚きを隠せなかった。
「ならさ、ずっとここにいよう? 誰にも邪魔されない2人だけの世界に。」
「…..ばか…..」
黈の頬に涙が伝うのを見て、翠は優しくでも力ずよく黈を抱きしめた。
数日後のニュースで成人男性2人が行方不明というニュースが流れた。
翠はそんなニュース消し、不安がる黈をそっと抱きしめたまま2人だけの世界に___
檻の中の恋人END
続き書くかも?