テラーノベル
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君は醜い。
死んだ方がマシだと思うくらい醜い。
顔もブスだ、体も歪だ、性格も最悪だ、
君は全部が醜い。
存在が醜い。
生きてる価値がないと思う。生まれてきたことが間違っていると思う。
酷い?なにがだよほんとのことじゃないか。
君は醜いんだ。
縋り付いてくる君が醜い。
他の子を羨む君が醜い。
怒鳴り散らかし唾を飛ばす君が醜い。
だから僕は君から目を離せなかった。
君の醜いところなら全部知ってる
君が誰にも見せない顔も
誰にも言えないことも
誰にも愛されないことも、全部知ってる。
だってずっと見ていたから。
「君が好きだ」なんてそんな綺麗な言葉で終わらせたくない。
醜い君が好きなんだ。
泣いてる君が。ひとりぼっちの君が好きなんだ
君が醜ければ醜いほど、馬鹿な虫たちは離れていくそうすれば君を知っているのは僕だけになる。
それがどうしようもないほど、嬉しい。
醜い君がどうしようもなく愛おしい。
あぁ、君は醜い
君は醜くて汚い芋虫だ。そして僕はその醜い君を喰らう鳥になろうか。
そうだよ、もっと醜くなってくれ、そうすれば君は1人になる。
そうすれば、君を知ってるのは僕だけになる。
醜い君が愛おしいくて気持ち悪い。
醜い貴方をそれでも愛すよ。
コメント
3件
読了しました。りすぐみさんの言葉選びが本当に巧みで――「醜い」をこれだけ連呼しながら、その奥に確かな愛情と独占欲があるのがゾッとするほど美しかったです。「醜ければ醜いほど君を知っているのは僕だけになる」という一文に、歪だけど誰にも渡したくないって執着を感じて、ぞわっとしました。最後の一文でタイトルを回収する構成もおしゃれです。続きが気になります!
ruruha
773
つうん@📚🐟💙
662
27
ぬいぬい
1,829