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夜のスラム街。
日中とは違い、殺人、暗殺
様々な犯罪が巻き起こる。
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ナイフを立てる関係を
穢い文字で描かれた理想と裏返して
喉の奥に生まれる甘い液体を飲み干した。
「ねぇ、聞いてよ」
「今日は何点?」
喋る訳もない君に問いかけた。
照明はなく、自分が何に立っているのか分からないほどの暗闇。
見えるのは生気を感じ無い白い腕。
「どうせ必要無くなる」
どうせ俺の存在はあの人の人生の1ピースに過ぎなくて。
愛されたいけど愛されたくない。
あの人にだけは。
酷く冷えた街の中心。
深夜に灯るはこの世界に疲れた人を匿うネオンの店。
「なんて穢いのだろう。」
右へ進んでも
左へ進んでも
出会うのは穢い大人達。
手首を掴み、首根っこを掴み
大人しくしろと怒鳴るだけ。
酷く臭うそれを飲み干して
内面まで腐っちゃった
「なんでまろは、上手な隠れ方を教えてくれないの?」
嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。
触られるお腹も、背中も、全部、全部
まろのための物なんだ。
正解を探したくて、自分から飛び込んだ夜も。
気持ち悪くて吐きそうだ。
この声がいつか消えたとき。
あなたは異変に気付いてくれますか?
24時間365日周り続ける球体で
目の前にある愛を感じたいの。
手を伸ばしたら暖かい愛に触れたいの。
間違って壊したLifeも本心なわけない
夢の真ん中で君を叫ぶ。
藍に触れさせてと。
それをバカにするやつから消してしまえ。
上に跨り、髪を掴んで間違いだと嘲笑ってやれ。
世界は1番生きにくい。
大正解
どさくさに紛れて胸ポケットから奪った白い粉。
少し吸えばいい。
それだけで楽になる。
重ねられる唇も、身体も
今更疑問に思うことは何も無い。
昔はあんなに嫌だったのに。
これで満足。
愛を貰えなかったら
自分で藍を作ればいい。
理想のあなたは喋らないから
少し黙って寝ててくれると嬉しいな。
いつも上から指されるその視線。
誰からか分からなかったけど。
あなたからだったね。
びっくりだったよ。
二度と動くことは無い首筋に手を当てて、
手が濡れても気にしない。
少し高い声で囁く。
「大好きだったよ」
白む空が崩れて。
青い空が目に映る。
空ってこんなに青かったっけ
俺はこんなに小さかったっけ
俺はこんなに醜かったっけ
怖い夢だったの
抱きしめて言って。
「人は思い出の中では死なないんだよ」って
君から教えてくれたんだよ
なんてね
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約1ヶ月振りの投稿ですね。
お久しぶりです。夏至です。
今回は夏至の初めての曲パロ。
「メアの教育」
書かせて頂きました。
解説サイトを見ると兄などが書いてあるのですが、どうしてもスラムの子供を主人公にしたく思い、このような文になりました。
これからもたくさん曲パロが出来たらいいなと思っております。
近々連載も開始する予定です。
楽しみにお待ちください。
今回の文。所々いろいろな曲の歌詞をオマージュして入れて見ているので、是非見つけて見てください。
そして、この物語の考察待ってます。
1部、原曲の歌詞と照らし合わせて見てみると気づく点があるので、コメントして頂けると幸いです。