ガララ…
「「!!」」
「おはようございます、ルチアーノ君」
「ルチアーノ、Guten Morgen」
「Buongiorno…なに?2人して朝から……」
「あら、気づいていらっしゃらないんですか?」
「?」
「今日はValentinstagだぞ。」
「あぁ、そうだったね………だから何だよ?」
「む?くれないのか?」
「ケチですねールチアーノ君」
「はぁ?ケチって…そもそもSan Valentinoは女性から貰うやつでしょ?」
「私の所では、男性から渡す「逆チョコ」というものもあるんですよ。ということで差し上げます」
「俺からも、受け取ってくれ、ルチアーノ」
「はぁあああ?!?!誰がお前らみたいな男に貰って喜ぶかよ!!bellaがいい!!」
「そんなこと言っちゃって、本当は欲しいのでしょう?」
「うるっせ!bella連れて出直してこい!」
ドタドタドタ…
バンッ!
「ルチー!!!俺の靴箱の中にチョコが入ってなかったぞ!!もー、忘れんぼだな!♡」
「ルチちゃん、親分にチョコは?あるよな?なぁ?」
「ルチアーノ、俺が作ったカップケーキいる?食べてくれるよね?すっごく愛情こめて作ったよ!あ、もちろん本命だからね。」
「ひっ、ひぎゃぁああああああ!!!!!帰れよ!!つか、オリバーなんだよそれ?!ゴミか?!ゴミなのか?!ゴミだと言ってくれ!!」
「わーん、、酷いよルチアーノ!ゴミなんかじゃないよ、俺の愛情たっぷり♡カップケーキだよ!あ、もしかして足りない?安心して!スコーンも作っといたよ!」
「うわあああ!!来んな!こっち来んな!そのダークマター捨てろ!!!」
「やだ!ルチアーノが受け取ってくれるまでは帰らないよ」
「ルチ?俺にもチョコあるよな?もちろん本命の♡兄ちゃんにとびっきりの愛をこめてチョコくれるよな?そのままベットに直行しちゃおうぜ!」
「ほんまきもいわ〜、はよ死なへんかな?
ルチちゃん、こんなやつ放っておいて俺とデートせえへん?一緒にチョコ買いに行こうや!」
「ルチアーノ、俺にもチョコはないのか?
俺はさっき渡したから、ルチアーノからも渡してくれ。あ、体で返してくれても良いぞ」
「ルチアーノ君、私の家では、バレンタインにチョコを貰った人はホワイトデーで倍返しすると決まっているんです。なので…分かりますよね。」
「追いかけてくんなよー!!!!!!!」
ドンッ
「わぷっ、ルチアーノ?どうしたの?」
「フェリシアーノ!助けろ!」
「ゔぇええー?なになにー?どゆこと?」
「って、わわわわ、!!!追っかけてきてるよおおお!!!助けてーーー!!兄ちゃああん!!!」
「呼んだかフェリシアーノ」
「「「「追いついた!」」」」
「って、フラヴィオじゃねぇか。」
「ロヴィーノ!あっ、そうだ!お前、そっちの世界の俺たち呼んでこい!」
「あ?なんで俺がそんなめんどくせぇ事しなくちゃいけねーんだよこのやろー」
「ちっ、クソッタレ。なぁフェリシアーノ!お前からも頼んでくれよ〜今ピンチなんだよ!な!」
「ヴェ?よくわかんないけど…兄ちゃん、お願い!」
「よし来た、任せろ!」
「いきなり呼び出してなんの用だよ!俺は生徒会の仕事で忙しいんだ」
「緊急だと聞いて来たんだが…なぜAnotherの俺たちがいるんだ?」
「フェリちゃんのお願いなら飛んでくるで!」
「…なるほど」
「菊、何か分かったのー?」
「まぁ、、ある程度は。
どうせAnotherの皆さんのことですから、ルチアーノ君からチョコを貰いたくて追っかけてきたんでしょう。そしてフラヴィオさんは、Normalの世界でフェリシアーノ君が皆さんにチョコをあげているのか気になり私たちを集めたんですね」(毎度恒例勘が良すぎる菊)
「すげぇ!さすが桐…じゃなくて菊!」
「それで、フェリちゃんはNormalの俺らにチョコあげたん?」
「うん、みんなにあげたよー」
「俺は手紙付きのチョコもらったぞ。手作りだとよ!」
「えー、親分も手紙付いてんで!なぁんや、特別かと思たのに〜」
「お、俺もついてたぞ…(皆に書いてたのか…俺だけかと思ってたのに…)」
「うむ、俺も手紙は付いてたぞ。」
「私も付いておりました…ということは、皆さんに書いたんですか?」
「うん、ごめんね…1人だけ特別っていうのはちょっと気に食わなくて…でも、手紙の内容はみんな違うよ!あと、チョコに書いてるメッセージも…」
「なんと手の込んでいる…ルチアーノ君ももっと素直になればいいのに…」
「俺は元から素直だよ!!」
「なあフェリちゃん、他の奴らにもあげたん?」
「うん!沢山作ったから、フランシス兄ちゃんとか、アルフレッドとかギルにもあげたよ!あと、ローデリヒさんとか、エリザさんにも!」
「おま、作りすぎだろ!」
「俺、こういうの好きなんだ!
みんなの喜ぶ顔とか、色んな事考えてたらつい作りすぎちゃった…あ!ちゃんと愛情も入ってるよ!」
「フェリシアーノ…」
「そこまでしてくれるなら、俺がお返ししてやってもいいぞ!あ、これは決してお前のためじゃなくて、俺のためだからな!勘違いすんなよ(ry」
「あ、アーサーのは…気持ちだけで大丈夫!Grazie、、!」
「な、なんでだよ!」
「そうですね…私達もなにかお返しを…」
「まぁまず、Anotherの私たちには何もくれてないんですけどね。ね?ルチアーノ君」
「ぐ…わ、分かったよ!作ればいいんだろ!チョコ!しつこいなぁ…どんだけチョコ欲しいんだよ……自分で買って食ってろよ…」
「それホントかルチ?!?!」
「ルチちゃんのくれた手作りチョコなんて国宝やんなぁ!」
「ルチアーノ、嬉しい…!俺のカップケーキも受け取って!」
「それは無理。…バレンタインは過ぎちゃうけど、明日までには作ってくるから。本当は買ってきてやるだけでも感謝して欲しいぐらいなんだけど、俺は優しいから作ってやるよ」
「ルチが俺のために作ってくれたチョコなんて…あ、やべ」
「何言ってんのフラ?俺のために決まってるやろ、目腐っとんちゃうか?そのまま死んで腐敗してまえ」
「じゃ、俺もう行くから。」
放課後
「ヴェー、ルート!菊!帰ろー!」
「フェリシアーノ、そんなに焦るな」
バンッ!
「ヴェッ?!?!」
「おいフェリシアーノ!!!こっち来い!」
「ふぇっ?!?!ルチアーノ?!なになに?俺なんかしちゃった?!」
「廊下!来いっつってんだろ!」
「ヴェー?!?!」
「あ、あのさ…ちょ、チョコの作り方……教えて欲しいんだけど…」
「え?チョコ?そんなのズバーンとやってドーン!!だよ!」
「語彙力無…調理室、調理室で教えろ」
「いいけど……ルチアーノ、チョコの作り方もわからない(ry」
「うるせ!黙れチビ!」
「なっ!ルチアーノもチビでしょー!!!俺と身長同じじゃあん!!!」
「てなわけで、、、俺、チョコレート作り手伝わないといけないから先に帰ってていーよ!じゃあね2人とも!!」
「あ、あぁ…」(一緒に帰りたかったんだがな…)
「はい…」(欲を言うと、一緒に帰りたかったです…)
「よぉし!これからフェリシアーノ先生によるチョコレートの作り方講座を始めます!」
「調子のんな、早く教えてくれない?」
「むむ…まず!大前提として、その態度を直そう!」
「はぁあ?!てめ、なんだよその言い方!腹立つんですけどっ!!!」
「ゔぇえええ!!!ごめんなさああい!!」
「あとは固めるだけだよ〜!って、なんでチョコ溶かして固めるだけなのにこんな失敗作が出来てるのさ……」
「そんな事どうでもいいから。作れたんだからいいでしょ?俺、チョコ固まるまでシエスタしてるから固まったら起こして」
「ヴェー…俺も眠いのにぃ……」
と、こんな感じでドタバタバレンタインが始まる予定だったんですが、長すぎて収拾がつかない&めんどくさ(ryのでここら辺で
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見てくれてありがとうございます、ももうです!バレンタインだぁぁぁ!!(嬉しくもないし悲しくもない)
途中で切ってしまいすみません(´>∀<`)ゝでも3000文字も書きました、初めてかも
今回はNセカフェリ×Aセカフェリというなんて俺得Happyセットだったのですが、、、Aセカフェリ中心となってしまいました\(^o^)/均等に書けるようになりたいです。
ほんとは伝説のバレンティーノことお花夫婦を書こうとしたんですけどこっちの方が得だよね(* • ω • )b
あと今回も誰が喋ってるか分からねぇ!!!
そして誰得俺得情報ですが、2Pおやこぶはルチちゃんを狙い敵対関係だと倍俺得です
喋りすぎました!ここら辺で。今日も世界中が右北伊に染まりますように!!!!
コメント
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3世界集まるの初めて見たけど面白くて最高です...ありがとうございます
ももうさんの書く2Pフェリが解釈一致すぎて、もう好きです天才ですか🥲🥲💕💕
なんというか、!暖かくてほわほわする笑