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本気にさせたい恋

122 - 第122話  永遠の幸せ⑦

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2024年09月30日

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「だから透子には信じて待っててほしかった。だけどすぐに結果は出ないことだし時間もかかることばかりだったから、ホントに信じて待ってもらうしかなかった」

「うん。わかってる」


だからオレは透子も会社もすべて諦めたくなかった。

皆を幸せにするのには、この方法しかなかった。


「透子。信じて待っててくれてありがとう」


透子が信じて待っててくれたから、今のオレがいる。


「正直何度か自信なくなって不安になって諦めようとしたけどね」

「うん。それはオレが不安にさせちゃったから。結果好きなのやめなかったからオレはそれでいい」

「うん。好きなのやめれなかった。ちゃんと話してくれてありがとう」

「ちゃんと言い訳出来た?(笑)」

「言い訳じゃないじゃん。しっかりした納得出来る樹らしい理由だよ」

「ならよかった」


すべて伝えて、透子が優しく受け入れてくれて安心する。


「更にそんな樹が好きになった」


だけど、透子からそんな嬉しい言葉をまた伝えてくれる。


「マジで?」

「うん。それにちゃんといろいろ話してくれて樹がどれだけ家族を大切にしているのか知れてすごく嬉しい」

「抱えてることが大きすぎて、透子にはなかなかそれを負担にさせたくなかったんだけどね」

「負担なんかじゃないよ。その話聞いて、私はそんな樹だから好きになったんだなって実感した」

「話すまで正直不安だったけど。でもオレも透子ならそうやって受け入れてわかってくれると思ったし、やっぱりそんな透子だからオレも好きになったんだなって思った」

「うん。樹のそういうところも全部好き」


きっと透子はオレのどんなことでも受け止めてくれる気がして。

例え受け入れられないようなことでも、透子ならきっと、一緒に乗り越えようとしてくれる。

どうすればいいか一緒に悩んでくれる。

透子はそんな人。

言葉で表せないくらいオレにとって大切な人。


「あ~やっぱ透子はオレの人生のパズル」

「そういえばそんなこと言ってたね。私大したこと言ってないのに」

「透子はもうオレのそばで存在してくれるだけで意味あるの」

「何それ(笑)」

「傍にいてくれて、何気ない言葉をかけてくれるだけでさ、オレの力になってオレの人生のパズルのピースが埋めていけるんだよ」

「それなら私も同じだよ。樹がいてくれるだけでいい」


きっと普通にしていたら気付かないようなこと。

今までのオレなら気付けないようなこと。

だけど、透子がいてくれることで、その当たり前で当たり前じゃないことに気付かせてくれる。

一つ一つのことが大切なんだと、幸せなんだと、すべてに意味があることなのだと教えてくれる。


「だからさ。これから先も一緒にずっとオレの人生のパズル完成させてよ」

「もちろん」

「ずっとさ。オレの傍にいてくれる?」

「もちろん」

「ずっとオレを好きでいてくれる?」

「もちろん」

「何があってもオレを信じてくれる?」

「もちろん」

「オレにこの先もついてきてくれる?」

「もちろん。でも・・、もう隠し事はなしね? 私は樹の全部が知りたい。樹の思ってること何でも話してほしい。これからは一緒に考えて乗り越えよ?」

「わかった。もうオレも透子に隠し事するの嫌だし。透子にオレの全部を知ってもらいたい」

「うん。約束ね」

「うん。あっ・・・でも・・・あと一つだけ」

「何?」

「あと一つだけ、まだ透子に言ってないことある」

「・・・え?」


そう言った瞬間、一気に表情が曇って不安そうにする透子。


「もう辛い想いするのは嫌だ」

「ずっと透子に言おうと思って言えなかったこと・・・」


案の定、透子は不安そうに呟いて、心配そうにしている。


「透子、受け止めてくれる?」

「いいよ。言って? もう何でも受け止めるから」


だけど覚悟を決めたかのように、今の透子は強い姿を見せてくれる。


「ホントに?」

「ホントに」

「わかった・・・」


もうこれ以上は透子に隠し事したくないから。

今のオレのすべての気持ちを知ってほしい。

透子への想いをすべて受け取ってほしい。




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