夏の終わりに君と僕は

「ん、……」

夜に起きるなんて…今までそんなこと無かったのに…

「ぅ”…」

眩しっ…なにこれ、……

『ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ』

？なんだろう、…ぁ、救急車の光と音で起きちゃったのか…

…今回はどん子が運ばれてくるのかな、…

とにかく明るい、…寝れる気配が全くもってしない…

｢寝たい…けど寝れない………｣

……そうだ、隼人くんと通話でもしようかな…

……『ぁ、紬ー？』

『隼人くん、…！』

『こんな夜中にどうしたの〜？まだまだ朝じゃないよ〜？』

『そ、そんなに笑わないでよ…そんなの知ってるもん…』

『そ〜？…そりゃそっか！へへ……で、どしたの〜？』

『外が騒がしくって…寝れないの…』

『じゃぁ子守唄歌うよ！』

『だ、大丈夫…話せれただけで嬉しい！』

『そ、？』

『うん、！よく寝れそう……おやすみっ』

『ん、ん〜…おやすみ、？』

夜に話せるなんて…滅多にないから嬉しいな…今日はお昼まで寝そう…