書くの楽しー!
Fooooo!!! (?)
今回ちょっとグロいかも…?
グロ………グロでは無いな!
なんだろ…嘔吐表現?
でも嘔吐してない……
うん、!まぁ、注意ってことで!
どぞ (急な切り替え)
クロノア…K
トラゾー…T
ぺいんと…P
死神…S
side…視点って意味
━━━━━━━━━━━━━━━
K side
トラゾーと通学路を別れた後、
朝トラゾーが言っていた
”クロノアさんと俺があってからもう季節変わっちゃいますね”
って話を思い返していた、
そう、あれは桜の綺麗な4月だった
───Kの回想───
高校2年生の時
MOB A♀︎ 「なんなのっ!本当に!」
K 「え、、、」
MOB A♀︎ 「なんで部屋に閉じ込めるの!意味わかんない!グスッ なんで、…なんでこんな事するの!?」
K 「ご、ごめん…ごめんね…」
MOB A♀︎ 「なんで、なんでクロノアくんは!」
K 「っっ……!」
MOB A♀︎ 「もういい、ポロポロ クロノアくんとはもう一緒には居られない
じゃあね」
K 「……ポロポロ」
俺は人を愛しちゃいけないのか…
そっか……
傷付いちゃう…
相手が傷付くぐらいなら……
人を愛さない方が……マシだ…!
…でも、普通の愛し方ってなんだ?
分からない…
彼女と別れた後、俺は直ぐに
俺が
監禁性恋愛症候群、そして、同性恋愛者だということを知った
監禁性恋愛症候群を簡単に説明すると、
相手を監禁して自分の恋心を満たす、
逆に言えば、
監禁しないと恋心は満たされない……
そんなものだ、、
高校3年生の春
俺は、その事を友人達に話そうと考えていた
喫茶店に待ち合わせして
怖かったから、とりあえず自分の事だ、とは言わないでおいた
K 「皆ってさ…同性恋愛…どう思う?」
MOB B 「別にいいんじゃない?」
MOB C 「俺も別に!社会的にも認められて来てるし…」
MOB D 「うんうん、私も同感!」
K 「そ、そっか……」
(良かった、この人達ならもしかして……)
K 「じゃあさ……」
K 「監禁みたいな恋愛って…どう思う?」
MOB B 「いや、ないない笑」
MOB C 「監禁されるとか無理だなー」
MOB D 「相手の気持ち考えれてないとか笑」
K 「え、」
MOB B 「クロノアはどう思うの?」ニコ
K 「あ、…え、」
K 「お、俺も…そんな感じかな」ハハ
気持ち悪い
まるで自分のことを否定してるみたいだ
K 「……ごめん、俺、もうあがるね」
MOB C 「そう?じゃあな〜」
K 「じゃあね……」
俺は喫茶店を出た後、
咄嗟に路地裏に駆け込んだ
K 「ゲホッケホッ ヴアッウヴ」
目の前がくらくらして、
K (あ、意識が────────)
大丈夫ですか?!────
あ、人の声……
聞こ──すか───?
ちょっと聞こえないな……
大丈───────!
あー……目の前が、、暗くなっ、て──
──────────!
K (パチ
K 「ここは…病院?」
気が付くと俺はベッドの上にいた
驚きのあまり、体を勢い良く起こした
K 「あ…」
椅子には助けてくれたであろう人がもたれかかって寝ていた
しかも目の下が
赤くなっているように見える
俺なんかのために……泣いてくれたのか?
K 「うさぎのりんごだ…美味しそう」
ベッドのそばの机には
うさぎの形に切られたりんごが置いてあった
手紙もそえられて
手紙には、
初めまして、おはようございます
目が覚めたら、りんご食べて下さい
食べ無さすぎも体に悪いですからね´-
トラゾー
こう書かれていた
”トラゾー” その名前には聞き覚えがあった
そんな事を考えながら、
俺はりんごを食べている
確か…俺の学校の2年B組に居るんだっけ
去年の体育祭で100mを13.8秒で
走ったとか、、ほぼ10m1秒でしょ?
それをきっかけに俺の学校では一時期名前が話の話題によく挙げられていた
T (パチッ
K 「!」
T 「あっ、!目が覚めたんですか!
良かったぁ〜」
そのトラゾー…はほっとしたような表情を見せた
K 「えっと…その、トラゾー君が
きっと俺を助けてくれたんだよね?
あ、あの、ありがとう!」
俺は口をゆっくりと開けてそう言った
T 「いっ、いえいえ!そんなこと!」
トラゾーは少し照れたような表情を見せて そう言った
T 「そっ、それよりも、クロノア先輩の体は大丈夫なんですか?」
トラゾーは心配そうにそう言ってくれた
K 「うん、俺は全然大丈夫だよ!
それに…どうして俺の名前を?」
気になったことをトラゾーに聞いてみた
俺、学校でそんな有名になるような事したっけ……?
T 「あぁいや、うちのクラスの女子が
クロノア先輩のことが好きって言ってましてね……?」
へ〜
って
トラゾー今、凄いこと言わなかったか?!
K 「す、好き?!俺の事が?!」
T 「はい!というか俺のクラスの女子ほとんどがそうですからね…」
マジか、と一瞬声が出そうになった
結構 驚きなんだけど
T 「朝、女子達が貴方の方見て
キャーキャー言ってるんで
あ〜、あれがクロノア先輩か〜
確かにイケメンだなぁって」
K 「トラゾー…それ普通に褒め言葉
照れるんだけど……//」
そんな感じで雑談することおよそ20分
俺はある事に気が付いた
K 「なんか……俺さ、」
T 「?」
K 「トラゾーと話してると…
気持ちが軽くなるというか……
いつも話してる友達とは、何かが違うんだ」
T 「……そう、ですか?」
K 「うん!トラゾーと話したのは今日が初めてだけど……
楽しい」ニコッ
T 「……」
トラゾーは少しの間、口元を隠していた
それに、少し頬が赤くなったように見える
そして、トラゾーは口を開いた
T 「嬉しいです…!
ありがとうございます! 俺も……
クロノア先輩と居ると……
楽しいんです」ニコッ
いつもより、心臓の音が大きく聞こえる
……なんか、顔熱いな………
俺、もしかして………
……ダメじゃん、好きになったら
また苦しめてしまう、傷付けてしまう
好きな人を、、愛する人を
傷付けたくない……
K 「……」
T 「クロノア先輩、大丈夫ですか?」
K 「あ、え、ああ!大丈夫だよ」
T 「その……クロノア先輩のこと、
”クロノアさん”って、
呼んでもいいですか……?」
K 「もちろん!」
T 「ありがとうございます!
ああ、あと、その……」
K 「?」
T 「俺とっ、
友達になってくださいっ!!」
友達……か、それぐらいなら……
トラゾーのそばに居れるなら……!
K 「…こちらこそ、よろしく!」
T 「!……ありがとうございます!」
そして、トラゾーから聞かされたことは、もう2人合わせたい人が居る、ということ
トラゾーの友達かぁ……
どんな人か楽しみだなあ……!
────回想終了──
そういやあの時から、トラゾーって
料理上手かったよな……笑
うさぎの形したりんご
めっちゃ綺麗だったし……
思えばあれがきっかけで
ぺいんとと死神くんとも仲良くなったんだっけ
昔の思い出に浸っていたら、
もう俺の家の前だ、、早いなぁ
明日もあの屋上に集まるんだ
今日はなんだか疲れたし、
早めに寝ようかなぁ……
K 「ただいま〜」
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