妖怪さんと１３人の人間さん

mmサイド

iemn「来ちゃった。」

mm「来ちゃった。じゃなくてさぁ…」

iemn「あ、タメでいいよ。俺妖狐だけど今は人間だし。」

mm「化けている、ね」

iemn「それは言わないお約束」

そんな約束してないわ！

iemn「んー、他の子は隣なのか」

ん…？あ、そうだわ。この人転校生だったわ、忘れてた。

mm「ああ、そうだよ。珍しいみたいだけど、他の組は向かいにあるからねー。」

iemn「へー、そうなんだ…。」

…意外と表情が豊かだな、ずっと真顔かと思ってた

iemn「そんな意外？w」

mm「まぁ、意外だとは…」

…ん？なんで思ってることわかってるの？

iemn「あ、気付いた？これ俺の能力。」

mm「うぇぇ、妖狐こわぁ…」

キーンコーンカーンコーーーン

あ、終わった。

iemnさんと話してたらいつの間にか授業は終わり、次は休み時間。この時間でお弁当を食べるのでお昼休みかな？

iemn「…ん、なにかするん？」

mm「あ、そうそう、ここに人が来るよ。」

rk「おーい、mmさん！みんな来たでー！」

mm「あっ、ちょうど来たよ？」

Latte「こんちゃーー」

up「お邪魔しまっす！……ん、あれ、その人は誰？」

iemn「あー…なんだっけな……ウパパロン？だっけ？」

up「ええ？！」

rimr「なんで知ってるんですか？！」

mzr「この人は転校生で、昨日の妖狐さんです！」

…………………

あは、やっぱそうですよね…w

iemn「……そんな黙る？人間て黙るの好きやったっけ？」

htmn「そういうわけじゃないんですけど…」

mtw「てかすごい関西弁だね！」

hn「そう言われれば確かに！」

iemn「そうやねー、産まれたときからこの口調でさ」

zn「そうなんだ……って！なんであなたがここに？！」

iemn「えー、今ぁ？w」

gso「…あ、でも確か妖狐って人間に化けるとかなんとか…」

そうそれ、私もそれ思いました！

iemn「そーねー……取りあえず守るために化けた感じ」

mm「そうなんだ…」

iem「まぁまぁ、ご飯食べよ！」

gnms「うぇぇぇぇぇぇい！！！」

rk「ん、あれiemnさんご飯あるん？」

iemn「買ってきたから大丈夫。」

rk「え、場所わかったんすか？」

iemn「………」

rk「わかった迷ったんだ！」

iemn「あ、タメでいいよ。」

rk「あ誤魔化した」

…なんか相性良くない？

htmn「もぐもぐ…」

mm「ああっ！もう食べてる…w」

iemn「いただきまーす」

mzr「んむ…美味しい…！！」

この人はこの人で可愛いかよ！

rir-「早く食べましょ、もう十分驚いた！」

いや驚いたってなんだ…ww

up「いや十分驚いたってなんだww」

mm「私も同じこと考えてたw」

mtw「ん…あやば、！もう時間じゃない？！」

gso「え、うそでしょ…急がなきゃ！」

hn「ごちそうさまっ！」

htmn「いやぁ、美味しかった美味しかった！」

rimr「んじゃ、もう移動しますね。」

rk「はーい、じゃね。」

iemn「……てか俺住むとこどうしよ。」

mzr「え？あっ…」

rir-「あ、じゃあ一緒に住みません？」

iemn「え、大丈夫ならお願いしたいけど…」

rir-「じゃあ家案内するんで一緒に帰りましょ！」

iemn「ごめん、ありがと。」

rir-「はい！大丈夫ですよ！」

…え？

mm「……えまじで言ってますrir-さん」

rir-「え本気ですけど…」

…えぇ…

mm「……………」

mm「んんん…」

mm「…まぁ、手伝いもするなら…」

mm「いいですよ。」