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神ぃ!
好きだぁ、結婚しよ
自分を組み敷く大森を全身で受け入れながら、ぼんやりと彼の背中越しに天井を見つめていた。藤澤の胸元に顔を埋めて愛撫を繰り返す大森はまるで乳飲子が母の乳房を求めるようにも見え、藤澤はそんな彼の姿がとても愛おしいとさえ思った。
「涼ちゃん、大好きだよ、愛してる」
耳たぶを舐め上げてうっとりと囁く大森の睦言に、藤澤は背筋まで性感帯になったかのように身体をくねらせる。
「元貴、俺も、大好き」
愛してる、という言葉を発する前に。
藤澤の唇を大森のそれが塞いだ。
息もつけぬほど深く、そしてながいキスに藤澤は頭がぼうっとしてしまっていた。抱きしめるように両手を大森の背中に伸ばし、ぴったりとしがみつく。
お互いの鼓動が直に伝わってくるのがとても心地よいと藤澤は感じてさらに抱きつく力を込める。
「涼ちゃん、可愛いね。ね、もう、いい?」
唇が離れるのと同時に大森は笑ってそう言った。
「うん…いいよ、俺も欲しい」
恥じらう気持ちなどもうとっくに消え失せていた藤澤は、身を起こす。大森はシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になると、自身のパンツのベルトを外す。張り詰めたままの彼自身が誇張している様を見せつけられて、藤澤は唇を噛み締めた。
「涼ちゃん、四つん這いになって」
「うん」
言われるままに藤澤は背を向け、伏臥位の体勢を取る。そして足を軽く開いて腰を高く突き出した。
本来受け入れるべき場所ではない秘部に、大森はベッドサイドから取り出したローションを垂らす。
ヒヤリとした液体に、藤澤の身体はびくりと跳ね上がる。
「ごめんね、冷たいままだったね」
藤澤の身体に覆い被さるように、ローションを指で伸ばして秘部をクルクルと円を描くようにほぐしててゆく。
「大丈夫、ちょっとびっくりしただけ、、アッ、、ん…ダメ…」
「涼ちゃんの中、熱くなってる、、、火傷しちゃいそう」
言いながら大森は藤澤の秘部に指を挿し入れしながら前立腺を刺激していく。
「だめ、、アッ…やだ、、そこ、、ああ」
圧迫感が次第に快楽に変化して行き、藤澤の腰がいやらしく動く様を大森は嬉しそうに見つめた。
「涼ちゃん、、入れて、いい?」
もう我慢出来ないよ。
指を蠢かしながら、大森は空いた手で下着をずらして猛った自身を藤澤の秘部に押し当てる。
「うん…いいよ、欲しい」
藤澤がそう答えるのと同時に、大森は指を抜いて、ゆっくりと自身を藤澤の秘部に圧し進めてゆく。
「ああ、、、」
藤澤は大きく息を吐きながら背をのけ反らせて大森を受け入れてゆく。
圧迫感しかなかった感覚が、時代に快楽へと変化してゆき、藤澤は嬌声を上げながら腰をいやらしく振る。
「涼ちゃん、すごい熱くて、ぎゅうって締め付けられてる。やばい、、すぐいっちゃいそ」
大森は藤澤の腰を両手で掴みながら、何度も腰を打ちつけた。
ローションで濡らした藤澤の秘部は、大森を受け入れるのを待っていたかのように熱く脈打っていた。
本来ならば、スキンをつけるべきであったが、お互いそれすら忘れてしまうほど、余裕がなかった。
「もとき、、、もときっ、、、気持ちいいよぉ」
「俺も、涼ちゃんの中、気持ちいい」
大森は藤澤に覆い被さりながら何度も自分の欲望のままに、その身体を貪った。
それから大森が果てるまで、藤澤は可能な限り、その欲望を受け入れた。
「ごめんね、涼ちゃん。中で出しちゃって」
行為が終わった瞬間、大森は泣きそうな顔でそう謝罪する。
「いいよ、大丈夫、ちゃんと洗ったらいいだけだから、大丈夫」
抱き合ってシャワーを浴びながら、藤澤はそう言って大森の頭を撫でた。
シャワーの雨に打たれながら、抱きしめ合って口付けを交わす。
大森が藤澤の秘部を指で掻き出すと、中からどろりと情事の残滓がこぼれ落ちた。
「っ、、あ…」
息を殺しながら、藤澤は股下から生暖かい白濁液が流れて行くのを見つめる。
「エッチだね、涼ちゃん」
言いながら笑う大森の頬に手を伸ばすと、そのまま接吻を強請った。
「愛してる」
言いながら藤澤はゆっくりと意識が遠のいてゆくのを感じていた。