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静寂の満ちる神殿の私室。
ふたりの体温と吐息だけが部屋の空気を優しく温めていた。
「ふぁ……あ……っ♡ ウルフ殿……っ」
Mowlは茶色のマントも胸のイエローのリボンも完全に脱ぎ捨て、黒ハチワレ猫頭をウルフの肩の毛皮へとそっと預けていた。
モノクルを外した真っ黒なビー玉のような瞳は潤み、まどろむようにトロンと細められている。
ウルフは己の太い両腕をMowlのしなやかな腰と太ももの裏に回し、正面からすっぽりと抱きかかえていた。
結合部は、最奥のいちばん深くへと埋め込んだまま、ほとんど動かされることはない。
重なり合った胸を通して、互いの心臓の鼓動がダイレクトに響き合う。
ドックン……ドックン……ッ。
イヌ科の力強い脈打ちと、ネコ科の少し高めで速い拍動。
ふたつの鼓動が重なり合い、体腔内の繋がりを通じて、まるで血液が二頭の間を循環しているかのような錯覚すら覚える。
イヌ科の獣人特有の炉のように高い体温が、じわじわとMowlへ伝導し、冷えや緊張をすべて溶かしていた。
ゴロゴロゴロゴロ……ッ♡
自然と喉が鳴る。
「本当に、力を抜くと驚くほど柔らかいな、お前は」
ウルフは左の赤目を愛おしそうに細めると、Mowlのハチワレ耳の裏に優しく口づけを落とした。
そして、片手をゆっくりと滑らせ、無防備に晒されたMowlの胸元の白い毛皮と向かわせた。
ネコ科の特性を持つMowlの胴体には、通常の人間と異なり、胸から下腹部にかけて6つの小さな乳首が並んでいる。
「あ……っ♡ ウ、ウルフ殿……? 手が……胸に……っ♡」
「動きはしねぇよ。……ただ、ここを可愛がってやる」
ウルフは爪を巧みに引っ込めると、黒く分厚い毛に覆われた大きな指の腹で、Mowlのいちばん上の左右の乳首を優しく撫で上げた。
ツン…ツン…
「ひゃっ……!?♡ 」
さらに指先を器用に滑らせ、上からふたつ目、そしてお腹に近いみっつ目の小さな突起へと順番に指を降ろしていく。
ピンッ……ピンッ……。
「ひぅッッ!?♡ ♡ ウルフ殿……っ! は……弾いちゃダメにございますにゃあッ♡ ♡」
「……可愛いな、Mowl」
ウルフは甘く低い声で耳元に囁きながら、Mowlの6つの乳首を、指先で軽やかに弾いていった。
ピンッ(一番上)……
ピンッ(二番目)……
ピンッ(一番下)……。
「あッ! あぁぁッ♡ ♡ 順番に……弾かれたら……っ! お腹の奥まで……ッ♡ ♡」
激しいピストンは一切存在しない。
ただ、最奥に熱い肉塊を深く根元まで抱え込んだ体勢のまま、6つの敏感な突起を交互に『つねり、撫で、ピンッと弾かれる』ゆっくりとした愛撫。
乳首を弾かれるたびに、Mowlのハチワレ耳がピクピクと可愛らしく跳ねる。
最奥の粘膜が、胸への刺激と連動して「くちっ……くちっ……」とウルフの肉塊を愛おしそうに締め付けた。
「ふふ……口では嫌がってても、胸を弾くたびに中がぎゅっと俺を締め付けてくるぞ? 」
「ほら、可愛い顔見せろよ」
「ちがっ……これは……身体が勝手に……っ♡ ウルフ殿が……『可愛い』なんて……そんな甘いお声で言うから……っ♡ ♡」
Mowlは恥ずかしさで耳を真っ赤に染め、黒ハチワレの頭をウルフの胸板へグリグリと擦り付けた。
ウルフは微笑みながら、今度は6つの突起を指の腹で「くり、くり、」と同時に包み込むように揉みほぐし、時折『ピンッ!』と甘い音を立てて弾いた。
ピンッ!……ピンッ!……。
「んにぃぃ…♡」
挿入の衝撃ではなく、抱きしめられた安心感と、6つの乳首へ与えられる甘いピンポイントの刺激によって、Mowlの快楽のキャパシティが溢れ出す。
「にゃ、あ ……っ♡ ……胸を弾かれてるだけで……私めッ、イってしまいますにゃあぁぁ…♡」
「いいよ、ぜんぶ出せ♡Mowl」
「ーー〜〜ッ゛!!♡♡♡」
ウルフが優しく抱きしめ直すと同時に、Mowlの愛器から甘い白濁がピュクッ、ピュクッと溢れ出た。
「…ふぁ……にゃあぁぁぁっ……♡」
絶頂の余韻に身体を震わせるMowl。
ペロリ……ペロリ……っ。
「んぅ……っ♡ う、ウルフ殿……っ?」
ウルフは、Mowlの涙で濡れた頬や、汗で乱れた黒ハチワレの頭の毛並みを、ゆっくりと、丁寧に舐め上げて整え始めた。
イヌ科・ネコ科の絆を確かめ合う、甘く穏やかな毛づくろい。
「よく頑張ったな、紳士殿。……綺麗にしてやるよ」
ウルフの大きな舌がハチワレ頭や耳の裏を「ペロペロ」と優しく撫で上げていく。
「うぐぅ……っ♡ ……勝手なことばかり……っ♡ 私めを……こんなに蕩けさせておいて……っ♡」
Mowlは文句を言いながらも、心地よさに抗えず、力を抜いて身を委ねてしまう。
自分と狼の匂いを感じながら、Mowlの胸からは再び「ゴロゴロ……ゴロゴロ……っ♡」と、喉鳴りが漏れ出し始めるのだった。
城プル
11,005
#1x1x1x1
ゆ(旧「ゆゆゆゆ」)
1,088