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〈ATENTION!〉
・やばたにえんSIDE‐Bの登場人物(仮)のネタバレを含みます。
・ネタに走ってます。
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…授業がクソほどつまんない。
私は頬杖をつきながら、センセイの話を聞いていた。
「えー、では、テストを返します。で、今日お休みの田中さん以外は全員再テストとなるので、再度勉強をしておいてください。」
私はその一言で目が覚めた。
まともに答えたはずなのに…再テスト?
センセイは、さらに告げる。
「で、加古さん、八神さん、シアンさん、リーゼさん、ブレアさん、我妻さん、オミヨさんは、少し残っていてください。」
「なあ、センセイ。」
私は手を挙げて言った。
「なんでなんだよ?」
センセイはため息を吐いて、「なんでって…。」と答えた。
「まあ、残るように!」
放課後。テストの事で残れと言われた私たち。
「今度遠足に行くメンバーじゃん、つまんな。」
八神は面倒くさそうな顔で言った。
センセイは前に立って言った。
「では、ここに残ってもらった理由は…解答欄でふざけている人が多すぎるからです!」
私たちはきょとんとする。
センセイは続けた。
「まず、加古さん!家庭科のテストの解答を全部「肉」で埋めないでください!」
「だって、肉美味いからいいじゃん。」
「そういう問題じゃありません!」
ここからは、怒涛の珍解答連続劇だった。
「八神さん!保健体育の解答が全部、模範解答と逆なのですが、大丈夫ですか?」
「え、あれで正解じゃないの?」
「違います。八神さん、あとで職員室に来てください。」
「はーい、めんど。」
「シアンさん!炭水化物が切れていたのは理解できますが、数学の解答用紙を破りましたとはどういうことですか!?」
「ムカついたからつい…ね?」
「ね?じゃないですよ、ね?じゃ!!!」
「では次、オミヨさん!生物のところだけピンポイントに処刑方法で埋めないでください!そして、ほかのところにも一応なんか解答をしておきましょう!」
「…。」
「…ブレアさん!国語の読解問題を童話キャラクターの名前で埋めるのはやめましょう!」
「えー?別にいいじゃん、セバス〇ャンとかア〇スとか…。」
「よくないです!」
「リーゼさんは、妹と同じく、炭水化物が切れたからって英語の解答用紙を破かないでください!」
「ムカついたから仕方ないでしょ?当たるものがそれしかなかったの、センセイなら分かるでしょ?」
「分かりません!それに仕方なくないです!テストはちゃんと受けましょう!」
「…で、我妻さん。」
「何でしょう?」
「社会の解答欄を「パパ」と「ママ」で埋めないでください!あなたなら社会ぐらい簡単でしょう!?」
「だって、私の中の偉人はパパかママかなんですもの。社会なんていちいちやってらんないです。」
「言い訳不要!全員今日は居残ってください!八神さんは居残りが終わったら職員室に来てください。」
~このことを聞いた田中~
「皆様方の頭のほうが心配ですわ…。」
〈クレジット〉
〈お借りしたキャラクター:やばたにえん〉
〈原作作者:YotalienGames 様〉