4話 幼稚園での事件
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~赤視点~
赤「っ。んや!」
Aくん「いっ!」
「う、うわーーん((泣」
びっくりしてしまい、とっさに俺はAくんの股間を蹴ってしまったのだ。 かなり本気でけってしまった。Aくんが泣かないはずもなく、、
赤「あ、う、っつ!」
思わず俺は逃げてしまった。
幼稚園の裏にあった花壇。そこには遊具がひとつもなくだれもいなかった。俺は前世のトラウマを思い出してしまっていた。
赤「つ、」
もう前の人生じゃなくて赤の人生なのに、どうしても前世を思い出して怖くなってしまう自分に腹が立って仕方なかった。
そしてAくんに対する申し訳なさで心が痛くて仕方がなかった。
先生「赤くーん! っていた。」
怒られる、殴られるんじゃないかと変な想像ばっかりしちゃって俺は謝ることしか出来なかった。
赤「ご、ごえなさっ泣」
少しずつ近づいてくる先生が前世のお母さんと重なってしまい、目をぎゅっとつぶってしまう。
先「おいで?赤くん。」
殴られる。そう思ったが先生は俺を優しく抱きしめてくれる。
赤「Aくんは、、?泣」
先生「Aくんはみんなより先に帰っちゃった。赤君あしたあやまろっか。」
赤「う、ん。泣」
先生「Aくん、赤くんのこと心配してよ?」
赤「んぇ、?泣」
その言葉を聞いた時はびっくりした。俺が悪いのにそんなこと思ってくれていたとは思わなかったから。
時計が6時を回った頃、桃にぃが迎えに来てくれた。紫にぃは受験生ということもあり遅くなるらしい。
〜桃視点〜
桃「はじめまして。赤の兄です。迎えに来ました。」
先生「あ、待ってましたよ、」
桃「ん、赤おいで?」
赤「、ん。」
赤の様子がおかしい、
おいでとは行ってみたが赤が手を広げてこちらに走ってくるなんて考えもしなかった。なんか赤の元気がない、、?
そんなとき、先生が声をかけてくれた。
先生「今日あったこと、やりとり手帳にかいてるのでみてくださいね。」
家に帰ると赤を黄に見てもらい1人でやりとり帳を見た。
〜黄視点〜
自分の部屋で黙々と勉強をする。今度学期最初のテストがある。そのテストでいい点数取ればきっとお兄ちゃん達は赤じゃなくて僕を見てくれる、!
僕は赤が好きじゃない。赤が生まれてからみんな赤につきっきり。確かに赤は他の人より話すの下手だし愛情表現全くしないし、ご飯も全然食べなくて心配だ。でも、それでも、僕はやっぱり寂しいんだ。
別に愛されてないわけじゃない。愛されてる。でも前よりお兄ちゃんと話すのが減ってしまい少し寂しいだけ。それなのに。
なんで、なんでかな、涙が出てくる。
桃「黄。」
黄「っ、!桃にぃ!」
他の人の部屋にはあまりはいらない桃にい、
だから嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
ばれないようにこっそりと涙を拭いて すぐに声が聞こえたドアの方をみた。
桃「勉強か。えらいな。」
黄「、、、!」
褒められたことがうれしくてニヤけた顔で桃にぃの方をじっと見る。
、、が。
黄「って赤も、」
桃「勉強中に悪いが赤のことみててくんね?」
そんなの嫌に決まってるでも、褒めてくれるんなら、
黄「いいですよ、ほら。おいで?赤。」
桃「センキュー。黄」
それだけ言うと桃にいは僕の頭をなでてリビングにもどっ ていく。撫でられたこと、褒められたことが嬉しくて どうしようもなかった。が、赤によって現実に引き戻される。
電ったんて無ら赤に服を少し引っ張られる。
う一度さっきの出来事をおもいかえす。が、赤によって現実に引き戻される。
赤「き、きぃにっ、」
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次回!黄赤仲良し編
コメント
4件
めっちゃおもしろかったです! フォロー失礼します!
莉犬くん!ホンマに蹴ったんや(ちん子)w仲間w