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amnv
kty × mz
9日目
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kty 視点
朝日が眩しくて目が覚める 。
僕の横で眠っている恋人はまだ眠っているようだ。
規則正しい寝息が聞こえてくる 。 それを聞くだけで何だか嬉しくなる 。 いま僕しか聞いていない 、 大切な息 。
それがすこしだけ 、 誇らしい。
「 …、 」
その時 、 彼の目元がぱちっと開いた。
「 おはよ まぜち 」
「 はよ……、 なんかすこし視線感じると思ったら … 」
眠そうな顔で目を擦るまぜちも愛おしい 。
そして 、 まぜちはまた布団に潜ってしまった 。
「 まぜちまだ寝るの ? 」
「 …… ん〜 、 まだ眠ぃ … 」
どんどん顔が布団の中に埋まっていく 。
顔の半分以上が布団に埋まった時 まぜちは反対方向を向いてしまった 。
「 … 」
「 まぜち 〜 ? 」
声は返ってこなかった 。
一瞬で寝てしまったのか 、 それとも僕を無視しているのか 。
「 ……ん 、 ぼくもまだ寝るっ! 」
僕も布団に入りまぜちを後ろから抱きしめた 。
まぜちは うぉっ!?離れろ!暑い! と 抵抗するが 目元はちゃんと緩んでいた。
こういう所が 好き。
「 ……っ、 まあ …いいけどさ 」
「 ふふ、 まぜち おやすみ 」
「 おやすみ 」
まぜちの体は暖かい 。 布団で温まったその体をぎゅっと抱きしめる 。
体とともに僕の心も暖かくなる。
「 ……好き 。まぜち 」
聞こえなくてもいい 、 僕が言いたいだけだ。
その言葉を言ったあと 僕はまぜちの体に顔を埋め 、眠りについた。
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