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次の日、頬に柔らかいものが当たった気がした。目を開いたら晴人がキスをしてくれたみたいだ。とても嬉しかった。でも、晴人の目に、
“光”
がなかった。
散歩をしようと、海へ行くことになった。
波の流れが響きわたっていた時、晴人の口が開いた。
「ねぇ、一緒住んでみない?」
俺は開いた口が塞がらなかった。
もちろんいいよといった。
家に帰り、付き合ったことは言わないまま、晴人と話したことを話した。
分かったと言われた。そのことを晴人に連絡して、後日荷造りをした。晴人が迎えにきてくれて晴人の家に向かう途中に疑問に思ったことを聞いてみた。
僕と泊まる前、母親が亡くなってしまったそうだ 。
父親は海外に出張に行っており、あまり帰ってこないらしい。
なぜか俺は自分のことのように虚しくなった。
家につき荷物を出して疲れて眠っている時、夢の中で、晴人のお母さんらしき人がいた。