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5.潜入大作戦
※描写はないですが一応 危険な要素を含みます
登場人物
時透無一郎 記憶がもどりつつある
琴織星夏 一応美人設定でモテます
宇髄天元 音柱、派手だぁ!
竈門炭治郎 優しい鬼殺隊員
我妻善逸 テンションが高い鬼殺隊員
嘴平伊之助 猪の鬼殺隊員、美形らしい
_________________
星夏といるからぼくは人間のようになれる。もっと合理的に物事を前は考えていたのに、星夏と会って変わった。彼女に対してだけだけど…会えて嬉しい、離れて寂しいとか、顔に出せなくても感じることができる。記憶もハッキリして、頭の中の霧が消えていくようだった。
でも、
その一方問題があった。星夏と一緒にいるようになってぼくは彼女が気になって仕方なくなった。ずっと一緒になりたい。鬼を倒すことや刀の調子についてではなく、彼女の言動全てを知りたくなる。
それに他の隊士と笑顔で話している彼女を見ているとなぜだかモヤモヤした。人と話すのは勝手だしどうでもいいはずなのに__仲良いのかなっとか稽古中にも考えてしまう。もし任務に支障が出てたらその星夏と話した人を木刀で殴ってみようと思う。
※隊律違反です
そして、
星夏「今日の夕飯は時透さんのすきなふろふきダイコンにしましょう。」
ぼく「…ねえ、どうしてそんなにいつも世話を焼いてくれるの?」
星夏「え?だっていつも時透さんが美味しそうに食べてくれて嬉しいですから」
彼女が僕の前で優しい、花が咲くような笑みを浮かべると
ほわっ…
そのときはすごく心地よかった___
星夏が柱になって二ヶ月…隊員も彼女に馴染んでいた。楽しそうだった。
このままだと星夏がほかの隊士のところへいなくなってしまいそうでいやだった
一緒にいるのに、なんだかもやもやする。
そんなある日…僕の屋敷に宇髄さんがやってきた。その時ぼくはお館様への手紙を書いていて手が離せなかった。
星夏「あっ、音柱の宇髄さん…ですよね?どうかなさりましたか?」
代わりに星夏がでたようだった。
宇髄さん「おお、琴織じゃねえか!まだここにいたんだな!時透とはどうだ?」
星夏「はい!時透さんはいつもお世話になっていて、いつもよくさせてもらってます」
その発言が聞こえたときぼくの筆は無駄に速く進んだ。
宇髄さん「時透が?お前に相当心開いているんだな!まあちょうどいい!今日はお前に用があってよう。来週まで任務の予定がはいってないよな?潜入を依頼したいんだよ」
星夏「え?潜入…私がですか?」
えっ、潜入?
ぼく筆を思わずピタッと止めていた
だってまた星夏と長時間一緒にいれないから。
宇髄さん「任務に若手の女が必要でな!ちょうど空いてる女隊士がお前しかいないんだよ。こいつらだけじゃだめだからな。」
炭治郎くん「悔しいけど男だからなあ俺も…」
星夏「炭治郎くんたちだ!元気してた?一ヶ月ぶりかな?」
炭治郎くん「星夏さん!ご無沙汰してます!また一緒に任務できるなんて嬉しいです」
伊之助「おい祭りの神!舐めてんじゃねぇ!」
でも…まあ任務ならしかたない…。星夏のことばかり気にしててもきっと任務に支障があるだろうし、いつも通りに戻れるだけっ_
善逸「え?星夏ちゃんと一緒に遊郭に潜入!?やばい!やばいぃ!」
えっ?
…遊郭?
そんなところに潜入…?
ていうかなんで星夏のことちゃん付けした?は?
遊郭ってどんなところか前宇髄さんが教えてくれた気がする…
そんなところに潜入させるの?
絶対的にあぶない気がする。
炭治郎「善逸、また失礼だぞ!」
伊之助「お前あのときのやつだな!?俺と勝負しろっ!」
星夏「(みんな変わってないな…)わかりました。宇髄さんの頼みなら」
宇髄「おお!ありがとうな。
しかしぃ…お前も子供とはいえ、なかなかの女だ
知らない男に襲われるかも知れねえ
まあそのときは対応よろしくな」
星夏「えっ、ちょとっ…ほんとうですか」
宇髄さん「まじ」
星夏「…やっぱりお断りし__」
宇髄さん「よしっ!いこう!」
ドピュン!
宇髄さんは星夏が話を断る前に行ってしまった。つまり強制ということ
ああ、終わった。最近星夏といないと修行になってる感じしないし…
炭治郎「適当だなあの人…ぼくたちは先に行っているので、後で合流しましょう!」
星夏「(不安だな。でも任務だし頑張るか)…わかった!また夕方~」
数分して星夏は仕度を終えたようでぼくのいる部屋の前まできた。
星夏「時透さん、私任務で一週間ほど吉原の遊郭に潜入してきます。」
ぼく「好きにして」
星夏「はい、正午になったらいってまいります」
このまま何もしないと、彼女がどこかにいってしまう、他の人のところへ消えてしまうと直感がいった。
なぜかそれがどうにもモヤモヤした。
これ以上はなれないでほしい__
それなら
ぼくもついていこうかな…?