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〜Prolog〜
「いなみ!」
「ライ!」
キミに名前を呼ばれて、
振り向くと何かが起こる。
「うぉ!」
なんて反応する俺を見て、
キミは嬉しそうに笑う。
誰よりも甘えたで、寂しがり屋で。
人を笑顔にすることが、好きなキミ。
イタズラ。
なんて言ったって小学生がするような
イタズラばっかで。
人を絶対に不幸にはしないイタズラ。
そんなキミが俺に、
最初で最後の最低なイタズラをした。
「⋯俺な⋯もう⋯ライのこと好きやないねん」
なんて赤く目を腫らして言われても、
説得力の欠片もねぇんだよ。
笑えないイタズラなら俺は、お断りだからな。
だって俺は、いつだって笑わせてくれた
キミの事が
────好きだから。
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𐙚 花見 ໒꒱· ゚(性別逆
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