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主の勝手なお話です。通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
トイレにむかう道中
「めぐろ君?本当にごめんね
あんな3人で失礼な態度…全くお勉強
しなおしてもらわなくっちゃ…グス」
-俺の隣を歩いているのに…
俺を見ない…泣くの我慢してる?
こんな時なのに…この甘いにおい
…ヤバい…クる…肩を抱きたい…
「本当にヒドイよね…めぐろ君に
あんなこと聞いて…すぐにそんな風に
勘ぐって…失礼しちゃう!グス」
- 一方的にしゃべり続ける…
やっぱり泣くの我慢してるのか…
「あ…おトイレこちらです、帰りも
ご一緒するから、ここで待ってるね!」
「あ…ありがとう!」
・・・
-え…かぐや姫?
出窓の側に座る彼女
月光が照らされている
-月を見てるのか…
こんな綺麗な人…るうさんも綺麗だった
けど…月を見ながら涙を堪えてる
きっと全ての人が彼女を独り占め
しようと策を練るだろう
あ…涙を拭った…俺が拭うのに…
いつまでも2人の世界で…
hi「彼女、本当にかぐや姫みたいだよな」
me「ひっ!…たきざわ君…驚かせるの
好きなんですか笑」
hi「ハハハ、本当に綺麗だ…」
-いつかはむこうの世界に帰ってしまう
俺も一緒に行きたい…
me「この世のものとは思えない綺麗さ
です。たきざわ君…かぐや姫の舞台で共演
うらやましい…」
hi「ああ…オーディションで決まったこが
病気降板して…お願いしたんだ」
me「ええ!そうなんですか…
降板はお気の毒ですが…」
hi「うん、もちろん、そうだよな
わかってる」
me「いいな…俺もいつか…」
「あ!めぐろ君!戻ろっか?
ひで…たきざわ君もおトイレ?」
こちらに気づき笑顔で駆け寄って
濡れた瞳で俺を見上げる
-…好きだ…認めるよ…
騎士団に入れてもらおう
me「え?ああ…うん…ありがとう」
「どういたしまして」
hi「俺も行ってくる!待ってて!」
「うん♡あの…めぐろ君?
気になるから言うんだけど…牽制とか
そんなんじゃなくて本当に申し訳ない
から…言うの」
me「ん?なんですか?」
-俺の気持ち…いつ伝えようかな
「あの…めぐろ君は好きな人いる?」
me「え…」
-目の前にいます!まさか…あなたも?
まっまって…俺から…
「…いたら、申し訳ないからザリガニ
釣りは諦める!」
me「え?」
「だから…めぐろ君に好きな人が
いたり彼女さんができたりするん
だったら例え、りょうた達と一緒でも
いけない。そのこに、申し訳ないから!
私がそのこの立場だったら、絶対に
嫌だもん!めぐろ君のことだから、
一途だし、心配しなくても全然大丈夫だ
とは思うけど」
me「え…あ…」
-えええ…俺に興味なかったか…
jo「つばきやまさん!」
「あ!ふじわら君!おトイレ?
良くわかったね?」
jo「ああ…うん…教えてもらった…」
me-じょう君、そんな顔で
見なくて大丈夫です。俺に興味ない
みたいなんで…でもじょう君、さっき…
好きな人いるって…推しだからかな
「そっか」
jo「待ってて!」
「あ…うん、行ってらっしゃい」
me-愛らしい顔…もしかして…
じょう君のこと…そんな…
「めぐろ君?」
-連れ去りたい…諦めたくない
me「うん?」
「さっきのこと、ちゃんと言ってね?
…あっそうだ、気になってたんだけど…
めぐろ君にお礼って言ったのに
結局、皆でうなぎ食べちゃってるなって
…何か他にしてほしいことない?」
me「…俺の…」
-彼女になってください!
「ん?俺の?」
-そんなのフェアじゃない…彼女も
困るだろう…
me「いや…あの…連絡先、教えてもらって
も良いですか?」
「ああ…うん!え?これがお礼?」
me「はい!最高のお礼です!」
- っしゃ!絶対に諦めない!
「そっか」
-その笑顔、めっちゃカッコいい…
じろうそっくり笑…社交辞令上手だなあ…
me-じょう君もライバルかな…
俺がいたら…どうしよう…2人で
仲良くしゃべってたもんな…
でも…じょう君…るうさんて方と
付き合うって…あっ…
hi「あのなあ、出づらいよ笑」
jo「待っててくれてありがとう!」
「どういたしまして笑」
me「あっ俺、先に行きますね」
hi「めぐろ、俺と行こうか」
-めぐろ、空気読んだんだな…キツイ
だろうがこればっかりはな…俺は…
じょうを推してるから…頑張ってくれ
me「あっはい」
「え?そっか」
jo「え?あっ…そうか、おおきに」
me-…素直に喜んでる……じょう君…
推しだからなのか?サインとか?
二股ってことはないよな…
・・・
「ふじわら君?」
「はい」
-なんや…距離が近い…るうをあんまり
感じへんな……さっき…うなぎ…
食べてた時と違う気がする…さっきまで
るうがいたやんか…なんや…
「…堅いね」
「まあ…」
「どうして?」
-近付いてくんなや…やっぱり…俺が
推してたんは、るうや…こんな女…
ポスターも雑誌も全部捨てよ…まあ
それは当たり前か
「るうが…やきもち妬きだから」
「へえ~…」
-うわ~これなん?粉かけとるん?皆さん
知っとるんかいな…いつもはるうがもっと
…フォローしとるんやな…るう…わざとか
…俺にこんなの見せて…ハハ…牽制か
おもろっ、みくびんなや!しかし…
間合いの取り方が絶妙やな…手練れやのお
…こんなもんで…皆、夢中になるんかいな…
吐き気がするわい
「………」
「…言い方がよくないけど…」
「はい」
「…好みのタイプが違うんです…」
-誰でもいいんか…
「はい」
「口もきかないとかそんなんじゃ
ないけど…」
-なんやその上目遣い…こわい、こわい
気い抜いたら食われてまうわ…キモッ…
本家にかなうわけなかろうに…
めぐろ君も…わからんやろうなあ…るうの
時のつばきやまさんは、めちゃくちゃ
かわいいもんなあ…
「わかっちょる」
「良かった…」
-皆さんも…わかってへんのやろうな…
だてさんはどうなんやろうか…たきざわ君
もわかりそうなもんやけど…普段はずっと
るうのつばきやまさんなんやな…皆さん…
言うても…無駄やな…自分達で
わからへんと…ホンマ、虫酸が走る
「…気苦労が多いのお」
「え?」
-俺は100%ないな…早く終わりにして
くれや…
「俺があなたにも好意を示したら
困るなあって思ってたんやろ?」
「…ごめん」
-るうがおれへんかったら…こない人気
出なかったろうにな…騎士団だって
なかったろうに…
「…いいんや…いつもそないな環境に
おんねんから」
「ありがとうございます」
-あああ…早く終われ!るうに会い
たいんや!
「でも…ホントに一途な男もいるんは
知っといてや」
「え?そうなんだ…」
-意外そうな顔すな!お前なんか
見てへんのや!しつこい!
「あの…お願いします」
「…はい」
「……ほお~そないな……かわええ♡」
-いや~ホンマに癒されるわ…
ギュッ))
チュッ♡))
「ありがとう♡」
「あっち…出窓のところ…座ろ?」
「うん♡」
「乗り?…よっと…へへ♡」
「ありがとう♡あの…じょう…うなぎ
どうだった?」
「うまかったよ!ご馳走さま!」
「フフ…良かった…」
「舞台楽しみや…るうと会えるからやで!」
「うん…そう言ってくれて…うれしいな♡」
「っ…俺かてうれしい♡」
「まあさ…舞台初めてで…」
「知っとる…」
「そうだな…」
「…るうと…休憩中…いやいやダメやんな…」
「ダメ…だよな…」
「…守れるかな…」
「自信ないな」
「「アハハハハ」」
「まあさ…泣いてただろ?」
「え?」
「涙の跡…なかった?」
「………さあ…すまん」
-…るう…まあさを見せたの…もしかして
無意識なんか…
「じょお!」
「なんや?」
「ダメだけど、うれしいぞ!」
「そんだけやの?」
「あっ…じょう♡優しくて大好き♡」
「ハハ、俺も大好き♡
皆さん…つばきやまさんのことが大好き
みたいだから、大丈夫やろ…あないな話も
平気でしとるんだから」
「え?何の話?」
「夜の話…」
「あっ…」
「そない真っ赤な顔…意識はあるんやろ!
めちゃくちゃ嫉妬するわ!」
「…ごめん、やめる?…私なんか…」
「なんやの?るうがモーションかけて
きよったんやで?」
「だって…めちゃめちゃかわいいんだもん
自分から…積極的にいったの初めてかも」
「え?そうなの?」
「うん…」
「光栄やわ…あないイケメンばっかの
騎士団やのに……たきざわ君だって…」
「いやいや…私は関係ないんだ…皆
まあさに夢中なんだから…本当にかわい
らしい…魅力的なんだ……りょうたは
私にも好意を示してくれてるけど…
ハハ…それも私の能力のせいだ…まあさ
と永遠の誓いまで…してるんだから…」
「…へえ~…つばきやまさんと…だてさん
が?るうや、のうて?」
-うそお~
「え?…ハハ…私は関係ない…願った
ところで…叶うことはないんだ…」
「…なんや…だてさん…見る目ないん
やな…ふ~ん…るうやないんか…」
「ハハ…お前が物好きなんだ笑
彼にも、あえて見せたわけじゃないし…
他の皆には…もちろん見せてないし…
そもそも人間に受け入れられるとも
思ってなかった…」
「俺は会えて良かった!あわよくば
他の皆さんと会ってほしくない!」
「じょう…」
「わかっとるさ…騎士団に入るんは…
奪い合いじゃのうて、協力してまあさを
守って行くんやろ?……じゃあ俺は入団
せんでもいいやろ?…特例じゃなかろう?
たきざわ君だって入ってない」
「…そうだけど…チップが…でもそれは
ひであきだって…たろうのパートナー
だからって…そうか…」
「好きでもない女…ゴホン…女性を…おんなし
ように守るって…俺にはむいてへんわ」
「え…でも推しなんだろ?」
「…正確には推しかと思うとったやな…
まあ、とにかく…俺はるう、一筋や…
だから…万が一そないな場面に出く
わしたら嫌やし…」
「ありがとう…そんな場面?」
「交わってるとこ!」
「あ…」
「そないなことより…俺、その…行為が
…未体験やから…るうのこと…喜ばせら
れるか心配で…ましてや、とばすなんて…」
「…そんな…」
「俺かて男やからな…なんや
…俺に抱かれること考えたん?かわええ♡
真っ赤な顔して♡」
「うん……そう…カッコいい♡」
「るう…先に話せな…」
「うん…」
「…覚悟が失くなったん?」
「違うよ…じょうのことが…好き
過ぎて怖くなっちゃたんだよ…」
「かわええな♡俺を試しとるんか?」
「カッコいいな♡…じょお♡」
「るう…ダメやろ、ここじゃ…
脱がへんよ…お前がとまらへんのか…」
「ごめん…ンン♡…じょお♡」
「…やらし…ハア…るう…こんな
甘いにおい…クラクラするな…ハア…強く
なってきた…時間止めすぎやないの?」
「んん~」
「るう!」
「嫌なのか?」
「ちゃうやろ?」
「…チュウしてよお♡」
「いやや」
「…かなしい…じゃあだっこは?」
「いやや」
「初めて、拒否されたあぁ」
「ほお~俺が初めての男なんか」
「…いじわる…」
「かわええ♡」
「早よ話して、楽になり?大して
驚かへんよ?」
「うわ~」
「早う!」
「あのね…」
続く