毎回毎回2か3話目で本軸に入っている気がする,,,頑張ろうと思います。予定が色々重なっているので投稿頻度はさらに下がってます。
それでは、スタート
ザクザクと二人分の足跡がなる。紫にはマントを貸してある。寒そうに震えていたし、僕にはまだ防寒具があるから。でも貸した際、長さが合わなくてローブみたいになった時に
「これが身長差か,,,」
と恨めしそうに言っていたのは聞かなかったことにしよう。敬語外れてたし。そんなこんなでまた記憶頼りに東京タワーへ向かっていく。すると、紫が突然止まった。
「どうした?」
「,,,不死さん、お肉は好きですか?」
「そりゃまぁ,,,」
「サーチにウサギが引っ掛かりました。狩らずに捕獲してください 」
「まじか!?どっち!?」
紫が右を指差したので、身体強化を使って向かう。今日は久しぶりに運が良い!
「,,,で、自分は捕獲してと言いましたよね?」
「,,,だね」
「現状は?」
「,,,4体捕獲して、1体絞めました」
「,,,自分より年上なはずですよね?」
「こいつだけ剣の覇気に倒れなかったんだぞ!?」
「剣の覇気で倒せる程強いんですか!?」
「でイラッと来ちゃって,,,当てたら,,,」
「倒したと」
「,,,ごめん」
「今日の夕食が豪華になったと思えばいいですか,,,夕飯は少し少なめにしますからね」
「うぅ,,,」
因みにだが今日はシチューだった。
「そろそろですかね」
「多分ここら辺だな」
目的地、東京タワーに着いた。だが,,,
「何もない,,,か」
「どうします?場所が間違ってるとか,,,」
「いや、本に入ってた地図でもここをさしてる。場所は合ってると思う」
「そうですか,,,」
「そうだな,,,とりあえずここを拠点にするか。僕達の他にも、ここを目指してくる人がいるかもしれない。」
「それが陸海家か狐さんなら良いですが」
「誰でも良いから人に会えたら万々歳だな」
「ですね」
ということで2人でかまくらを作り始める。といってもほぼ僕だけども。紫が雪を四角くして、僕が魔力で固めて、紫の指定した場所に僕がおく。あれ?僕、良い労働力として扱われてね?,,,まぁ、いつもの事だし、いっか。
「あと結界張ってください」
「あいよ~」
結界は本来発動と維持に膨大な魔力がかかるため、その場から動けなくなるのが普通。僕の場合は、発動だけして維持は研究品に任せる。
「それ、いくつでてくるんだって量ありますけど」
「あ~研究品に関しては無限だと思う。あいつ失敗作でも作る度に本に同期して、出す度に量産して補充するようにしてるから」
「改めて狐さんって何者ですか」
「ははは、お前も知ってるだろ。マッドサイエンティストだよ」
「そういえば,,,狐さんって、何で研究してるんですか?」
「え?それは,,,なんでだろ」
「え」
「いやあいつが言ったことないからさ。両親が健全な研究者って事ぐらいしか繋がるような情報がないし,,,」
「へえ~」
まぁ、今は聞けないんだけど。狐を探す理由が、1つ増えたって感じかな。
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