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「ゆ、きほ……くん……」

「何だよ、物欲しそうな瞳で見つめやがって。もっとされたい訳?」

「違……っ」

「っていうか、罰なんだからそんな気持ち良さそうな顔すんの禁止。そうじゃなきゃ罰にならねーじゃん」

「ぁっ!」


ブラシャーを乱暴にずらされ、胸を強引に揉みしだかれた私は再び声を上げる。


「だから、そういう反応が駄目だって言ってんの」


すると、今度は胸の先端を摘み、指に力を入れてくる。


「い、痛っ!」


その行為に痛みで顔を歪ませると、


「そうそう。そういう表情じゃねぇと罰になんねーだろ?」


私の反応に満足そうな表情を浮かべた彼は、空いている方の手でスカートをまくり上げていく。


「そ、それ以上は……駄目っ!」


スカートが捲り上げられ、履いていたストッキングと下着を一気に脱がされた私は次に何をされるのかが分かり、必死に抵抗した。


「今更駄目も何もねーだろ。初めてでもねぇのによ」


彼の言う通り、こういう行為は今日が初めてではなく、彼が本性を見せたその日から始まっていた。


今となっては何が引き金になったのか分からないのだけど、優しかったはずの彼は私が何かミスをする度、こうして迫ってくるようになった。


ミスをしないようにと思えば思う程緊張からか逆にミスが増え、連日の激務も祟ってか、このところ頻繁に彼の『お仕置き』を受けている。


「ってかさ、嫌がってるけど本当はわざとミスしてんじゃねーの? こういう事されたくてさぁ」

「ち、違っ……ぁッ」


太腿ふとももに触れていた彼の指に反応してしまい、反論しているさなかに嬌声きょうせいを上げてしまう。


こういう反応が彼を刺激して、行為がエスカレートしていくのは分かっているのだけど、抑え切る事が出来ない。


「――そろそろいいよな」


彼は一旦私から手を離すとズボンと下着を下げて、自身のモノを露にする。


「ほら、力抜けよ」

「だ、だめ…………ッぁ――」


脚を持ち上げられ、もはや逃げる事の出来ない私は彼にされるがまま。


嫌と言いながらも彼のモノに奥を突かれ、激しい快楽に溺れていき――結局、今日も彼に流されてしまうのだった。



「はあ……疲れた……」


時刻は午前二時を回っていて、彼のお仕置を受けた私はマンションから車で約二十分程の距離にある自宅アパートへ帰って来た。


最近は帰宅出来るのがいつもこのくらいで、朝は早い。


このままでは身体を壊しそうな気すらしていて、生活を変えないと身が持たない状況に追い込まれていた。


「いつまでもこれじゃ、駄目だよね」


そうポツリと呟き、急いで寝る支度を済ませ他私は今後の対策を練りながらいつの間にか眠りに就いていた。



「おはようございます」


翌日、いつもの様に彼を迎えに来た私が撮影スタジオまで車を走らせていると、


「なぁ、何でいつも家に帰る訳?」


ふいに彼が問いかけてくる。


「何でって、家に帰るのに理由が必要ですか?」

「どうせこうして早朝から迎えに来るんだぜ? いちいち帰るの大変じゃねぇの?」

「そう思うのなら、ああいう事をするのは止めて下さい」

「……されたくねぇならミスしなきゃいい事だろ」


問いかけに淡々と答える私の態度が面白くないのか、自分の思い通りに事が運ばないのがイラつくのか、バックミラー越しに見えた彼の表情は何時になくムッとしている。


「ってか、何なんだよ? 今日はやけに他人行儀じゃねぇかよ」

「そうでしょうか? そもそもこれが本来あるべき姿です。私と雪蛍くんは友達でも恋人でもない訳ですから」


昨夜、このままでは駄目だと思い直した私が、どうすればいいのか考えて出した答え――それは今一度彼との距離を見つめ直す事。


今まで、彼の要望には出来る限り答えてきた。


他人行儀な態度は嫌いだからと敬語を遣わずに過ごして来たけれど、私たちの関係はあくまで芸能人とマネージャー。


私の役割は彼が芸能活動をスムーズに行える様にマネジメントを行いながら身の回りのお世話や精神的な面でも支えになるという事。


仕事でなければ、それは家族や恋人が行う役割かもしれないけど、私は仕事として彼のサポートを担っている。


新人だからといつまでも甘えたりミスをしていては話にならないし、『お仕置き』と言われて彼のペースに乗るのも決して良い事ではないと分かっているから、これからはミスをしないようしっかり仕事をこなして一人前になって彼を支え、今以上に彼の知名度を上げようと決意したのだ。

ヤキモチ妬きな彼からの狂おしい程の愛情【完】

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