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mb○し隊とかありません? 他の人の話でもmbはこんな感じなので
※暴力表現あり
※苦手な方はやめておいてください(多分)
【shp side】
ふと目が覚めて周りを見渡すと、そこは光がない牢屋の中だった。
目を細めて牢屋の外を見ると、牢屋はいくつもあるようでそれぞれの牢屋に人がいた。
とりあえずW国ではない事が分かる。
じゃあここはどこだ…?
コツコツッ…
誰かがこっちに来る。
軍服を着た誰かがこちらに来る。
その軍服は見覚えがあった。
思い出した途端、俺はトラウマによって動けなくなってしまった。
しかしそいつは俺の前を通り過ぎ、違う牢屋の人のところへ行く。
shp「……」
しかし安心したのも束の間、
どこからか悲鳴が聞こえる。
shp「ッッッ……」
悲鳴とともに聞こえてくるにぶい音。
俺は震えをどうにかして抑えながら牢屋の中で縮こまっていた。
数分したら、にぶい音は聞こえなくなったが、軍服の人は俺の牢屋の前に来た。
mb「よぉ、久しぶりだな?」
「勝手に逃げ出しやがってよ」
そう言いながらそいつは俺の牢屋に入ってくる。
そして俺を殴った。
shp「ッッ…!!!」
痛い…
殴られた場所がひりひりと痛む。
男は俺を殴るのをやめない。
mb「本当によぉ…迷惑しかかけれないこの奴隷が…っ」
「お前はもういらねぇんだよ、とっとと死にやがれ」
「何で俺らよりも良い生活しやがって、奴隷のくせによぉ…!!」
男はそう言う。
数分すると男は飽きたのか牢屋を出た。
俺の身体は赤黒い痣が大量にできていた。
shp「…せっかくキレイになっていたのにな……ボソッ」
寒い牢屋で縮こまりながら、傷のついた身体を見つめる。
一人でこうして怖い思いをするのは久しぶりだ……
俺の隣にはチーノ様がいたから……
一人なのがとても怖い。
もう大丈夫だと思っていたのに……
やっぱり俺は独りじゃ何もできないよ…
shp「…チーノ様……会いたいよ」ポロポロッ
もうどうなってもいいと思っていたのに、不思議と涙があふれた。
生きたい、と思った。
こんな気持ちを俺に与えてくれたのは……
俺があの軍にいた間に……
皆、俺に優しくしてくれたから……
最後に、これで最後でいいから、お願いします……