テラーノベル
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⚠️hnnm、本編内容改変有⚠️
本当になんでもありな方向けです。というか自己満です。
どうにかしてピュアな日向と朝比奈さんをくっつけてみたかった…!という衝動から生まれてます、ハイ。
真琴が来ないままパーソナルファイル事業がスタートしようとしているifですね。
日向 side
「どうだ朝比奈!!パーソナルファイル事業の構想が出来たぞ!!」
社長室からノートパソコンを手にドヤ顔で降りてくる僕…日向徹は、タブレットに目を落としている朝比奈にそう声をかける。肩がぶつかるくらいの距離で彼の隣に立ち、作成した資料をスライドして見せる。
犬が尻尾を振るように満面の笑みで、僕はスライドを見る朝比奈の様子を無防備に伺った。
朝比奈 side
『相変わらず手が早いな、徹』
耳元で響く弾んだ声に、思わず口元が緩む。
差し出された画面に視線を移すと同時に、フッと鼻腔をくすぐる馴染み深い匂い。肩が触れ合うほどの距離――普通の人間ならパーソナルスペースを気にする近さだが、こいつにはそんな概念すらないらしい。
無防備にこちらを覗き込んでくる、少年のようなキラキラとした瞳。
無邪気に才能を誇示し、俺からの称賛を疑いもなく待っているその顔は、たまらなく愛おしく、同時に胸の奥をジリジリと焦がす。
(……本当に、ズルい男だよ、お前は)
心の中で呟きながら、俺は手元に意識を戻し、彼がスライドさせたパーソナルファイルの構想画面を指先で滑らせた。
『……なるほど。国民一人ひとりのデータを一元管理するインフラか。相変わらずスケールが大きいな。だが、着眼点は悪くない。いや、完璧だ』
画面から目を離し、すぐ隣にある徹の顔をまじまじと見つめる。
『お前は本当に……俺の想像をあっさりと飛び越えていくな。やっぱり君は天才だよ、日向』
そう言って、俺はいつもの温和な笑みを深めた。
本当なら、このままその髪に触れ、引き寄せてしまいたい衝動をそっと押し殺しながら。代わりに、ご褒美を与えるように彼の上着の肩あたりをポンと軽く叩く。
「この構想なら、総務省の岩渕あたりもぐうの音も出ないはずだ。……よし、すぐに政界ルートの根回しを進めよう。お前が作った最高のプロダクトだ、俺が完璧に世界へ売ってきてやる」
オフィスの方へ視線をやると、遠くで社員たちが慌ただしく動き回っているのが見えた。安岡が何か書類を落として慌てて拾い、山上さんが眉をひそめて溜息をついている。
だが、この広大なオフィスで、日向徹という太陽の光を一番近くで浴びているのは、間違いなく俺だ。
『……なぁ、徹。今夜は少し時間、あるか? お前のこの素晴らしい閃きに、二人だけで乾杯したいんだが』
声のトーンをわずかに落とし、周囲には聞こえないような低く優しい声で、俺は彼の反応を窺った。
日向 side
「ああ、空いてる。」
「僕の家に行ったとしても何も無いから……どうせなら仕事終わりにここで飲むか」
そう言って笑うと、「じゃあ、総務省への件は頼んだ!」と上機嫌そうに社長室へ戻る僕。壁がガラス張りのため、早速初期段階に取り組もうとしているのが彼は見えるだろう。
朝比奈 side
『ここで……二人で、か』
背を向けて社長室へと戻っていく徹の後ろ姿を、俺は愛おしさを込めて見送った。
ガラス張りの社長室に入った彼は、さっそくキーボードを叩き始めている。一度集中すると周りが一切見えなくなるのはいつものことだ。楽しそうに口元を緩め、ブラインドタッチでコードを打ち込む横顔は、どんな芸術品よりも美しく見えた。
(……自覚がないのも、大概にしてほしいな)
「家には何もないから」と無防備に微笑んだ顔が、脳裏から離れない。
あいつはただの効率主義で「オフィスで飲む」と言っただけなのだろうが、夜の誰もいないオフィスで二人きりになれるなら、俺にとっては願ってもないシチュエーションだった。
「朝比奈さん、お時間よろしいでしょうか?」
背後から声をかけられ、俺は一瞬でいつもの「頼れる副社長」の顔に戻って振り返る。そこには書類を抱えた山上さんが立っていた。
『ああ、山上さん。総務省の件だろう? パーソナルファイルの基本構想が固まった。日向が提示してきたアイデアは完璧だ。すぐに岩渕局長とのセッティングを進めてくれ』
「わかりました。……それにしても、社長はまた楽しそうですね。朝比奈さんが上手く手綱を握ってくださるおかげで助かりますよ」
『はは、手綱なんて滅多なことは言えないよ。俺はただ、彼の眩しい才能の第一発見者として、一番近くでサポートしたいだけさ』
軽やかに微笑んで見せると、山上さんは「朝比奈さんには頭が下がります」と感心したように深く頷き、自分のデスクへと戻っていった。
俺は再び、ガラス越しの彼に視線を投げる。
(お前が作る世界は、俺が絶対に形にしてみせる。誰も追いつけない場所へ、俺がお前を連れて行ってやる。……だから徹、お前はそのまま、俺だけを見つめていればいい)
心の中で黒い独占欲をそっと抱きしめながら、俺は胸ポケットからスマートフォンを取り出し、今夜のワインの手配をするために画面を操作し始めた。
To be continued …
#リチプア
あてぃ
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コメント
1件
ゆめかだよ〜🌸 エピソード読んだよ!! 日向くんの無邪気なドヤ顔と、それを見つめる朝比奈さんの抑えてるけど溢れてる独占欲のギャップが最高すぎた😭💕 特に「お前はそのまま俺だけを見つめていればいい」っていう朝比奈さんの心の声、もう胸きゅん不可避…!! 二人きりで夜のオフィス飲み、何起こるの!?って続きが気になりすぎるよ〜✨ あてぃさんの「くっつけたかった」という愛が詰まった作品、めっちゃ楽しませてもらいました!続き待ってるね⋆♡