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るなるな
41
#絵が下手です
生徒会腕章さん
3,451
かにかまぼこ。
1
#カオス
⸺暗闇の中に、無数の”世界”が硝子細工のように浮かんでいた。
その一つひとつを愛おしそうに、しかし冷酷な瞳で見つめる少女が一人。
彼女の背後に生えた、鳥のようでもあり植物のようでもある異形の片翼が、静かに蠢く。
少女の名は、冴月麟。
かつて、ある世界線の幻想郷に”存在するはずだった”少女。
しかし、彼女のいた世界線は、彼女という存在ごと歴史の闇に葬られ、消滅した。「……足りない。これじゃない。私の求めた幻想郷は…こんな姿じゃない。」麟は小さく呟いた。
彼女が手に入れたのは、世界の境界を管理し、書き換える権限。
彼女の目的はただ一つ。
“自分が存在したはずの、本当の幻想郷”を再構築すること。
そのために彼女が選んだ手段は、あまりにも狂気的だった。
無数の異なる世界線から、都合の良い「部品」を拉致して繋ぎ合わせる。
いま彼女の足元に広がる幻想郷は、すべて別々の世界線から切り取られてパッチワークのように縫い合わされた、狂った箱庭だった。
「さて、舞台の準備は整ったわ。あとは……劇を動かす”主役”やその”取り巻き”が必要ね!」麟が武器でも楽器でもある二胡を弾いた。
その衝撃で歪んだ結界の隙間から、幾つもの光が流星群の如く新しい幻想郷へと墜ちていく。
しかし、彼女たちが目を覚ました場所は、知っているようで決定的に何かが違う、見知らぬ幻想郷だった。
博麗神社の巫女⸺ではなく、幻想郷に建てられたHAKUREI☯KASINO を経営するディーラー、博麗霊夢は、博麗神社から見える景色が、かつて見たどの四季とも違うことに気づき、顔をしかめる。
個人で何でも屋を営む詐欺師をやっており、何やら怪しげな雰囲気を持つ霧雨魔理沙は、相棒の武器、ミニ八卦炉から放たれる魔力の出力が、世界の法則そのものが違うせいで制御しきれず、冷や汗を流す。
突然意味不明な幻想郷擬きに連れて行かれ、本人とは違う相方が目の前に居る。
何が何だか解らない中、最初に口を開いたのは霊夢の方だった。
「何よこれ…。異変? いいえ、世界の常識そのものが狂ってる…。」
それを聞き、戸惑いを隠しつつ魔理沙も口を開く。
「…おいおい霊夢、今回の異変はいつもみたいに”とりあえず黒幕をぶん殴れば解決”って訳じゃあ無さそうだぞ…。」
二人が直面したのは、元々のどの異変よりも肥大化し、厄介極まりない”世界の歪み”。
他の世界線から連れてこられた妖怪や妖精、神達は、記憶が混濁し、暴走を始めている。
元の世界線へ帰る方法すら分からない。
すべては、管理人である冴月麟の手のひらの上。
仮の主人公達による、元の世界を取り戻すための、絶望的な試行錯誤の幕が上がる⸺。
【キャラ設定】
博麗霊夢
・HAKUREI☯KASINOを経営しているディーラー
・運ではなく実力で勝つ
・霊夢の世界線では賭け事で勝負していた為、弾幕ごっこが分からない
・今まで数々の物と勝負したが一度も負けた事がないため、付いたあだ名が「百戦錬磨の博麗霊夢」
・カジノは人を幸せにすると思っている
霧雨魔理沙
・何でも屋として経営している詐欺師
・詐欺師なので演技に拍車がかかっており、別の人格として他者に接している
・ミニ八卦炉やその他の魔道具等は、魔法ではなく自力で作動している(魔理沙への愛が燃料)
・過去に悲惨な事件があり、霊夢絡みでこうなったとか…
・負けず嫌い
冴月麟
・この世界の真の主人公であり管理人
・異なる世界線の者達を集めたのは「自分が居た世界線が創りたかったから」という理由の他に、「自分を除け者にして楽しそうにしているのが寂しいし、悲しかった」という理由もある
・翼が片方しかないのはこの世界を創る為の生贄だった
・純粋な狂気を持っている
コメント
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コメント失礼します! 斬新な設定が多くてワクワクしながら読ませて頂きました!!これからも応援してます!