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その日の夜、今日は絶対に彼に質問しようと決めた
眠りにつくと、いつも通り彼がいた
??「こんばんは、いらっしゃい」
と、やはり同じことを言われる
俺は普段、最初はあまり話さないのだが今日は口を開く
sm「あのさ……」
そう喋り始めると彼は塞ぎ込むかのように
??「俺は他の人はには見えないよ」
と聞こうとしていたことの答えを言われた
その後、俺の思考を読んだかのようにたくさん答えてくれた
彼の名前やこの世界について、なぜ俺にだけ彼が見えるのかなど
彼は「きんとき」というらしい
この世界はやはり夢の中で、俺が見ているのは明晰夢というものらしい
今日学校にいたのは俺が気づくかどうか気になったのだとか
彼は呑気に「最近現実世界に干渉できるようになったんだよねー」とか得意げに語る
よくわからないけど、すごいことらしい
なんとなく彼との距離も縮んだような気がした頃
時間になったようで今日もまた「またね、いってらっしゃい」と言われると思ったのだが
kn「なんと今日は!いつもとは少し違います!」
と楽しげに言ってきた
なんだろうとか思っていたら現実世界のベッドの上にいた
でも本当に少し違くて……というか結構違う
違いすぎる
目の前には制服姿のきんときがいて、俺を起こしてくる
幻覚か…?それともまだ夢の中なのか…?
俺が混乱している中で彼は
kn「ほら!遅刻するよ!早く準備して!」
と言ってくる
ますます混乱して、よくわからないまま支度する
昨日学校で見た時は俺にしか見えなかったので、彼と話すと独り言みたいになるはず
sm「あのさ……きんときのこと俺以外に見える人いるの?」
kn「いやー?霊感強い人でも見えないと思うよ」
sm「じゃあなんで俺だけに見えんの…?」
kn「うーん……なんか理由あったんだけど忘れちゃった」
sm「そうなんだ」
という会話をしながら彼と家を出る
彼は忘れたと言っているが、忘れてたとしても何かしら理由があるのだそうだ
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コメント
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遅れましたー;; つきにお名前でてきた‼️knさんが性格明るい感じが解釈一致すぎてワタワタしてました.ᐟ.ᐟ笑 都築楽しみです!