テラーノベル
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あっきぃ 「……みんな、一旦部屋出よう」
ぽつりと、でも強く放たれたあっきぃの言葉に、部屋の中の空気が凍りつく。
ちぐさ 「え……!? なに言ってるのあっきぃ!? ぷりちゃんこんなに血が出てて、呼吸だって苦しそうなのに……外に出るなんて無理だよ!!」
けちゃ 「そうだよあっきぃ! 今すぐ手当てしないと危険だよ!? 一人にできるわけないじゃん!!」
あっと 「……おいあっきぃ、正気かよ。こんな状態のぷり置いて出ていけるわけねぇだろ!!」
まぜ太も悔しそうに拳を握りしめ、あっきぃを睨みつける。
誰一人として、ぷりっつをこの場に残して部屋を出ることなんて納得できるはずがなかった。
しかし、あっきぃの表情は苦痛に歪みながらも、揺らぐことはなかった。
あっきぃ 「わかってるよ……! 側にいたいよ、今すぐ抱きしめて大丈夫だって言いたいよ!! でも……ッ!」
あっきぃはボロボロと涙をこぼしながら、壁際に追い詰められて過呼吸を起こしているぷりっつを指さした。
あっきぃ 「見てよ!! 今のぷーのすけにとって……俺らが一番の恐怖の対象なんだよ!!」
その言葉が、メンバー全員の胸に刺さった。
あっきぃ 「俺らが動くだけで、声をかけるだけで、ぷーのすけは『殺される』『叩かれる』って思ってパニックになってるんだよ! ?俺らがここにいたら、ぷーのすけの呼吸は止まっちゃうよ……っ!」
まぜ太 「……ッ!!」
あっと 「くそっ……!!」
あっきぃ 「ぷーのすけが落ち着くまでまで、扉のすぐ外で待とう。ドアを少し開けて様子は見つつ、俺たちの姿を視界から消すの。お願い……ぷーのすけの呼吸を落ち着かせるために、一旦でよう、?」
激しく呼吸を乱しながら、「嫌だ、来ないで」と虚ろな目で涙を流し続けるぷりっつ。
その姿を見て、ちぐさは唇を噛み締めながら崩れ落ちるように泣き出した。
ちぐさ 「ぷりちゃん……ごめんね……っ、ごめんね……っ!」
けちゃ 「……わかった。ドアの外に……いよう。でも、絶対に目は離さないからね……っ」
納得がいかない表情のまま、それでもあっきぃの言葉の正しさを理解してしまったメンバーたち。
全員が血を流すぷりっつに溢れそうな愛おしさと悔しさを抱えながら、ゆっくりと部屋のドアに向かって後退り始めた。
まぜ太 「ぷーのすけ……俺ら、外にいるからな。大丈夫だから……誰も叩いたりしねぇから……っ」
最後にあっきぃが悲しそうな、けれど優しい目を向けながら、静かに部屋のドアを半開きにして廊下へと出た。
メンバーの気配が部屋から遠のいたことで、ぷりっつの激しい過呼吸の音が、静まり返った暗闇の中に悲しく響き渡っていた。
コメント
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あっきぃの「俺らが一番の恐怖の対象」って台詞、すごく重くて胸に刺さりました……。正しいと分かっていても、大切な人を置いて部屋を出る決断はどれほど辛かったでしょう。血が出てるのに手を差し伸べられないもどかしさ、でもぷりの呼吸を優先する冷静さ。あっきぃのリーダーシップが滲む回でした。過呼吸の描写がリアルで、読んでるこっちまで息が苦しくなりました。次が気になります。
かいり@りぃととペア画中
なな💚🍅💜🐰
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