テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
杏子~!
杏子起きろ!
何日眼が開かない…
支離滅裂になり倒れた杏子が
昏睡状態で病院に入ってた
先生と看護士が
「もう一度言いますあなた達の妹かも知れませんが、何故捜索願いを出さなかったのか…他人と同じ位ですよ」
「こんな未成年者を一人で
精神分裂してます…」
「言いがかり止してください先生達、何故完全看護でも傍に居れなかった!」
真之介…
「頭を打ってますから…」
あなた達を訴えても良いと限りますが…
「え!やめてください何とか中邑杏子さんを回復させます!」
「佐和子?…」
「兄さん…」
西沢庸介の嫁になった3番目の妹が見えた
杏子ごめんね…
手を握った
指が動いた
正哉兄さん見て杏子の指が動いた
兄さん…あい…たいよ…
涙が流れてた
兄さん目元が動いたわ…
杏子、正哉だ…なぁお前が2歳の時…中卒した後親父がいった。
跡継ぎしない子は出ていけって言われた…
眼が開いた
「それ本当の事なの?…」
「ええ!杏子…」
「私は真実を知りたかった…何故私を一人になったのは一人っ子だから?…」
枕元が涙で濡れた…
姉ちゃん?…すぐ上のお姉ちゃん?
「ごめんね杏子…私は佐和子よ」
「夏子は病気で亡くなったわ」
「眞子ねえは?…」
「今は地元にいないよ…」
3日後に私は退院した
姉の佐和子が家に来る。
一人で暮らす
明良さん、陸さん、真之介さん、
を振り返った
「俺達…帰りますか…」
杏子~遊びに来いよ
陸さんと真之介さんが
「杏子さんの元気な顔が観たいから」
おい陸、
兄貴…
お前見合いするか?
「真之介!明良も結婚相談所に行くか~笑っ」
「俺は未だ受験生だ!」
「そういえば、あのバカヤロ…」
明良の友達か、
「川瀬謙二が出所したって連絡が来てたよ…」
「会うの?」
「いくら学生の後輩でも交際しないよ親父の後を継ぎたい」
「明良さん元気にね…」
「陸さんあなたにもお世話になりました」
「僕が君に助けて貰った恩は忘れないよ」
握手を一人ずつしてた
真ちゃん…
「なんだ…姉さんみたいな事言うなよ…」
ぷいっと横に顔を寄せた
「真之介さん元気でね!」
この空の下に居たらめぐり会うのかな。
これから大人になるんだよ!
兄達が笑ってた。
これから杏子の家探しだな!
音が聞こえた
振り返ったら
明良さんが交通事故にあった。
明良さん~!
親父!川瀬だ!警察に通報してくれ!
唖然とした。