テラーノベル
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【第一幕:今日の平和はもう終わり】
ある日の昼下がり。
透が友人と某ハンバーガー店に訪れていた
突然、一人のの男性客が突然苦しみ始める。
「……う、ぐっ……」
男は口から泡を吹き、テーブルに突っ伏して倒れる。
店内は騒然。
救急車が呼ばれ、警察もやってくる。
一見すると、毒殺未遂。
しかし妙なことに、男が食べた料理を調べても毒物は出ない。
さらに監視カメラを確認すると、男は倒れる直前、店内を何度も確認していた。
まるで
誰かに見られているか確認していた
ように。
***透「……おい。行くぞ」
******友人「はぁ?俺ら関係ねぇって」
******透「なら置いていく。」
***友人「あーわかったわかった…行くから…」
⸻⸻
【第二幕:男の秘密】
男は病院に搬送され、一命を取り留める。
透は事件について調べ始める。
すると男の身元に奇妙な点が見つかる。
──使っていた名前が偽名だった。
さらに、本名を調べると数年前に起きたある事件に辿り着く。
その男は以前、横領事件の内部告発者だった。
告発後、彼は身を隠して生活していた。
そして最近になって、
「自分を殺そうとしている人間がいる」
と周囲に話していたことが判明する。
つまり今回の事件は、
「自分が殺されたように見せかけることで、犯人を油断させるための自作自演」
だった。
透「……おかしいぞ。なにかが噛み合わない…不可解な点が多すぎる。」
友人「もう解決したんだろ?自作自演ってことじゃなかったのか?」
透「……そうだが、違う…」
⸻⸻
【第三幕:違和感のある証拠】
主人公は事件をもう一度調べ直す。
すると、いくつかの違和感に気づく。
そもそも、男は「死んだふり」をする必要がなかった
救急車が呼ばれるほど派手に倒れている。
そんなことをすれば、警察まで来てしまう。
男が本当に身を隠したいなら、もっと簡単な方法がある。
男が飲んだ水からだけ、微量の薬物が検出される
料理ではない。
男が自分で注文した水だけ。
男は「自分が死んだと思わせたい」と言った
しかし主人公は気づく。
男は、 「誰に」死んだと思わせたいのか 一度も話していない。
透「やっぱりな…だから違和感があったんだ。」
友人「え、あれで終わりじゃねぇの?マジか…もうこうなりゃ最後まで付き合うわ!気になるし」
透「足でまといだ。ついてくるな」
友人「お前からついてこいとか言ったんだろ?!」
⸻⸻
【第四幕:第二のどんでん返し】
主人公は男に問い詰める。
「あなた、本当に自分で仕組んだんですか?」
男は黙る。
#1話完結
カロリーメイ東京
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KOKUGA
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そして――
「……そうだ」
と答える。
しかし、その直後。 男は小さく笑って、
「でも、ひとつだけ予定外だった」
と言う。
「あの薬は、俺が用意したものじゃない」
男は確かに**「死んだふり」を計画していた**。
だが――
誰かがその計画に便乗して、本物の薬物を混ぜた。
つまり、 男の「死んだふり計画」を利用して、本当に男を殺そうとしている人物がいる。
⸻⸻
【第五幕:真犯人】
主人公は店内の客・店員を調べる。
そして気づく。
事件当日、男が店に入る前から、店内には一人の人物がいた。
その人物は男と一度も会話していない。 料理も食べていない。
ただ――
男が倒れる瞬間をじっと見ていた。
実はその人物こそ、男が過去に告発した事件の関係者。
男はその人物から逃げるために「死んだふり」を計画した。
しかし相手もそれを知っていた。
だから、
「男が死んだふりをする」という計画そのものを利用した。
男が倒れれば、誰も「本当に殺された」と疑わない。
そして男が死んだことになれば、真犯人は完全犯罪を完成させられる。
透「ならば、こいつが ⸻ 」
友人「こいつが真犯人だな!」
透「……セリフ。」
友人「ん?うわ、ごめーん!セリフ取っちゃった!」
透「今回だけだ。」
⸻⸻
【第六幕:偽りの事件】
主人公は真犯人を追い詰める。
ところが、最後にもう一つの事実が判明する。
男が告発した事件。
その事件で「死亡した」とされていた人物が
実は生きていた。
そして、その人物こそ今回の真犯人。
男が恐れていたのは、
「自分を殺そうとしている誰か」
ではなかった。
本当は、
「自分が殺したと思っていた人物が生きていて、仕返しされる」
ことだった。
つまり男は、
「自分が殺される」
と思って死んだふりをした。
しかし実際には――
彼自身が過去の事件について、重大な嘘をついていた。
透「あんまり嘘をつかないで頂きたい。」
男「いや、すみませんって…」
透「嘘つきは泥棒の始まりだぞ。」
男「それ、大人には通用しないからな?」
友人「マジ?!俺、これから嘘つかない!」
男「……信じる人いた…」
⸻⸻
【最終幕】
主人公が事件をすべて理解したところで、男に尋ねる。
透「なら…あなたは、最初から何を隠していたんですか?」
男はしばらく黙ったあと
「……俺は、殺されると思っていたんじゃない」
「殺したと思われるのが怖かったんだ」
コメント
1件
おお、これは面白い構成でしたね。自作自演の裏に本物の殺意が仕込まれている二重構造が秀逸です。特に「♡♡♡たと思われるのが怖かった」というオチで、男の本当の恐怖が一気に深みを増しました。1話でここまで畳み込めるのはすごい。カロリーメイ東京さんの伏線の貼り方、とても好みです。続きが気になります!