※第1話の [必読] を必ずお読みください
※エセ関西弁
※誤字/脱字 あり
軽い接吻/微淫語 あり
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退屈な授業を受けている最中、ふと隣の席に座ったゾムに視線がいく。
俺と違ってゾムは真剣に授業に向き合っており、しっかりノートに授業内容をとってある。意外と勤勉な一面もあるんだなと思う一方、今はこうやって真面目に授業を受けているが、昨日俺と二人っきりの時は念子のように甘えてきたことを思い出して、そのゾムのギャップにどんどんムラムラしてきた。
「な、なんやねん…」
「ん? いや、おもろいなーってw」
ゾムの背中を尻尾でツンツンと刺して悪戯すると、小声でやめろと言ってきた。いつもならゾムもノリにのって遊んでくるが、授業中ではそうはいかないらしい。
ゾムの反応がつまらなく、次はお互いの尻尾が絡み合うようにすると、ゾムは顔を真っ赤にして大声でやめろと言う。その声に教壇にいた先生は驚きながらも、教科書でゾムの頭を叩いていた。
どうしてゾムが顔を真っ赤にしたかというと、行為中によくお互いの尻尾を絡めているからだ。きっとゾムはそれを思い出して、真っ赤になったのだろう。
──こいつおもろいわー笑
‐
授業が終わり、すぐさまゾムを引き連れて空き教室まで向かった。何も知らないゾムは何度もどした?と聞いてくるが、正直に言うと逃げられそうなため無視した。
俺が執拗に無視するからか、ゾムは段々と悲しそうな声を上げて心が痛む。
「え、シャオロンなにここ…」
「ゾム入って」
無理やり空き教室に入れ、そのまま使われていない机にゾムを座らせた。少し埃っぽい空間に潔癖症のゾムは早く出たいとほざいているが、そんなうるさい口を塞ぐように口付けをした。
「んっ、ぅッ…」
薄い唇に舌をねじ込むように入れて、そのままお互いの舌で絡め合わせた。熱い舌が絡め合うとぴちゃぴちゃと水音が鳴り、そんな音に目を細める。
ゾムはピリピリとした感覚が怖いのか弱々しく俺の制服を掴んで、必死に抵抗していた。
──やばいな。これッ…
キスだけで終わりにしようと決めていたが、思いのほかゾムの反応に情欲が唆られる。目をトロンと蕩けさせたまま、求めるようにこちらを見る姿はまさに男悪魔を誘う姿そのもの。
目の前のエロ小僧に情緒を滅茶苦茶にされながらも、この後も授業が控えているため何とか理性を保つ。
そのまま口から離れると、舌から銀の糸を引きながら普段は見せないようなゾムの色っぽい顔についドキッとしてしまった。
「そんな顔すんなやw」
「も、もぉええやろ…//」
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最後までご閲覧いただき、誠にありがとうございます。
Twitterの方で投稿していたものを加筆修正致しました。
尻尾って無限の可能性を秘めていますよね。
魔主役の単行本を全巻手に入れました。
その影響でuzがとても熱い🫠
みんな21巻が特にやばい!気をつけろ!!
最近ₛhoさんの男らしさと、u先生のメロさに脳が破壊されています。(u先生 思ったより罪な男なのかもしれない…)
uzも書きたいし、czもハマってるから書きたい。困った
[2025/8/23投稿]
コメント
6件
初コメとフォロー失礼します・・・! 魔shazmと聞いて飛んできました( いちゃいちゃが塩梅ちょうど良くて尊敬です・・・私極端なのしか書けなくて。 まじでzmさんのしっぽえっちですよね、分かりみが深い
今回も神すぎる、、、🫠 全巻揃ったんですか!? おめでとうございます🥳 魔主役って推しcpが決まらないぐらいにみんなとzさんが絡んでてやばいですよね、、、 魔zさんも可愛いし、、、!!