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あの夏が緩和する。※曲パロ

iris様 いむしょ~



何でもおっけ~な方だけど~ぞ!















い=ほとけ中2

初=初兎中2











START↓




























夏休みが始まる1週間ぐらい前

僕の住む家の家の窓をコンコンッと

尋ねてきた同じぐらいの少女がいた


その子は、僕と同じぐらいの苦労をしていて、

学校や学年も同じということもあり

すぐに打ち解けた


その子の名は_____




「いむ君」





本当はほとけという名前らしい







それから程なくして夏休みが始まった


まぁ、悲しいことに遊ぶ友達もいないので

本を読むだけなのだが 。


…梅雨の所為か、空気がどよりとしていて

気持ち悪い 。

というか 、昨日から雨が降っている所為でもあるだろう 。


そんなことを考えていたら

窓の外からまた

「コンコンッ」

と荒々しく窓を叩く音がした 。




もしかして 。

有りもしない希望を微かに抱いて窓へ向かう


















初 「いむ君!」




そう、いむ君だった

だが 何か違う

いつものような明るさは無くて

酷く肩を震わせ、


絶望感と罪悪感に蝕まれる様な顔

そして、バケツの水を被ったように濡れている


初 …どうしたん?


安心させる様に穏やかな顔を作って話しかける










い「ごめんッ…初兎ちゃんッ…」



い「昨日…ッ…僕ッ..ひ、人をッ」



最悪の出来事が目に浮かび上がる

そんな訳ないよな?



だっていむ君は___


い 「…..殺しちゃってッ



嘘だ 。嘘だよね?

人を殺した?

冗談だよね?

いつもの笑えない冗談だよね?




初「本当ッ…なの…?」



い「う..ん..」


聴きたくなかった 。

たった1人の友達だったのに

止めきれなかった




い「いなくなりたい 。」

い「どっか消えたい 。」

い「…ごめんッ…こんなこと初兎ちゃんに言っても

どうしようもないよね…ッ 」



初「…..」



初「どうせ死ぬんやったら一緒に死なん?」



い「っえ?」



初「いや~僕も丁度死のうかな~って

思っとったんよ。」



い「…..ッダメだよ 。初兎ちゃんを

犠牲に出来ない」



初「僕に相談してきたくせに?」


い「それはッ…信頼してたから」


初「じゃ、良いじゃん」



初「一緒に死のうよ」

初「どうせ生きてたってヒーロー劇も

感動の人生物語だって始まりやしない」









初「な~んて強がっちゃったりして~w」




……….





強がりな僕と死にたがりな君

そんな僕らから始まるあの旅



「あの夏が緩和する。」







next↓

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