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あかり
49
玲奈
95
京本さん=🩷
北斗さん=🖤
※北斗視点
とある日、ツアーライブ終わりの楽屋
💎「お疲れ様ーー!!!!!」
🦁「はぁぁ〜…疲れたぁー!!!」
🦔「頑張ったねぇ…笑」
高鳴る鼓動、微熱を纏う身体。
ステージ上の煌めく景色。脳裏に焼き付く
心地の良い疲れに身を任せぽうっと座る。
🐻️「ねぇちょっと水とってぇーー」
🦁「はいっ」
🐻️「ありがとお」
ワイワイと聞こえるメンバーの声をBGMに
先程のライブを思い出す。
涙が込み上げる。このステージに立っている実感
過去の努力や色々な事が走馬灯の様に巡る。
そんなライブ後半、一際目を引く光景があった
俺の頭を強く打つような
胸を刺すような、そんな感覚。
俺の瞳を惹き付けたのは彼の涙だった。
スポットライトに照らされ、
火照り紅く染まった頬を伝う
それは宝石のようだった。
睫毛の長く、高く整った鼻筋。
さぞ涙が似合うだろうと思っていた。
いや、そんな特殊な性癖は俺にはない。けど。
とても絵になっていて、
ステージに立っている事すら忘れてしまうほどだった。
🩷「…北斗?大丈夫?」
🖤「え?あぁ、うん大丈夫」
記憶に浸って居すぎたか。
まさか本人に声を掛けられるとは思っていなかった
内心とてもドキドキした。
気づく頃にはもうどこかへ行ってしまった。
傍らにはペットボトルに入った水
彼が持ってきてくれたのだろう。
何気なしに手に取り、勢いよく飲み込む。
火照った俺の体に、染み込んだ。
🦁「ねぇ〜〜〜みんな打ち上げ行こぉ〜〜〜〜」
🦓「おっいいねぇ〜」
🦔「北斗も行くでしょ?」
🖤「もちろん」
🐻️「早く着替えよ〜」
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夜風がとても気持ちいい
酒もそこそこに店をあとにした俺たち
ライブ終わりの体に酒が染みる。
意外だと思うだろうか、京本は酒癖が少し悪い
と言うか、飲みすぎてしまう。
そこそこ長い付き合いなので
それなりには分かっている。と、思う
そんな京本の介抱は大体俺だ、悪い気はしないけど。
🦓「ねぇ〜〜こーちぃ??そろそろ旅行行こうよ〜」
🦔「えぇ?笑 いいよぉ??笑 どこにするぅ??」
🦁「しんたろぉ〜〜〜それ俺のぉ」
🐻️「んぅぅ…はぁ??こえちがうれしょおお!」
みんな中々に出来上がっているなと
後方から、京本を肩に担ぎ傍観していた
そんな皆をホテルの部屋に送り届け、
眠りこくっている京本を介抱する。
🖤「ほら、カードキーは?」
🩷「んあぁ?…はれ、ろこらっけ、」
🖤「あーねぇ、落ちるから、ほらそこじゃないの?」
🩷「………あったぁ、はぁい」カードキーを渡す
カードキーでドアを開け、中に入る
🖤「ほら靴脱いで」
🩷「………」
🖤「はい。ベッド行くよ」
🖤「…水、飲んでほら」
🩷「……あいがと、」
あっという間に眠りについてしまった京本。
眠った顔もとても絵になる。
「赤ちゃんみたいだな、笑」
そう思った。幼くて綺麗で。可愛くて。
とその時、綺麗な睫毛をした瞳がゆっくり開く
無意識に声に出していたみたいだ。
徐に起き上がる京本。
🩷「……」
🖤「……」
少し顰め面で、俺を見るその瞳
何秒か無言で見つめ合った。何だこの時間。
次の瞬間京本が口を開く
少しぼうっとした顔で一言。
「俺だって、一応先輩なんだけど。」
一言、言い切りパタッと眠りについてしまった
京本の部屋を後に、俺も部屋へ戻る。
コメント
1件
第1話、読ませていただきました! ライブ後の楽屋の空気感がすごくリアルで、舞台の余韻がひしひしと伝わってきました。特に、北斗がステージ上で京本さんの涙に見惚れてしまう場面、すごく印象的です。「宝石のようだった」という表現が美しくて、読みながら思わず息を呑みました。 酔った京本さんを介抱する北斗と、「俺だって先輩なんだけど」って最後に言い放ってそのまま眠っちゃう京本さんのギャップが可愛すぎます…!続きが気になる終わり方で、もう次の話が待ち遠しいです🌷