心地よい風で揺らめいたカーテンから光と影が閉じた瞼に交互に落とされ、その眩しさに顔をしかめつつ自分のベッドで目を覚ます。
昨日の夜更かしのせいか、寝足りない感覚に引きずられるように出た大きなあくびを堪えながら、身支度を済ませて、朝食へと向かう。
廊下に出ると、同じく朝食へ向かおうとしていたアッシュに出くわす。
「……」
「……」
お互い黙ったまま、数秒間見つめ合った後に踏み出した一歩は同時で、並んで廊下を歩く私たち。
この空気感は、昨日、ロマンチックな夜を過ごしたから胸がドキドキ……、とかそういう甘いものではない。
「アゼベに行くなら今しかないと思います」
「現実的じゃない」
「戦争が始まってからでは遅いです」
「今でも十分危険だ」
良い事を思いついた!と口にした提案をあっさり否定されてし***********
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