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海は陸に恋したんだ

4 - 第2話 mzの人生

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2024年08月11日

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第2話

「mzの人生 」

𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡



謎の光が収まると、mzという人間は消えていた。

なってしまったのか、海の1部に…

本人も、目の前の景色を見て、察したらしい。

少し驚いていたように見えたが、安心したように体を軽くした。

mzという人間は、mzが3歳の時、交通事故で親をなくし、施設で過ごすことになった。

だが、施設では、虐待、いじめが起き続け、我慢ならなくなったmzは、14歳という若さで、海に身を捨てた。

そんな人生だったら、現実を諦めたくなるよな。

mzの方を見てみると、少し不安そうだが、ほっとしたような顔をしている。

確かに、海は陸のように騒がしくない。いじめや虐待もない。とても静かで、何も無い場所…mzにとっては最高の場所だろう。

安心したように、mzは深い眠りについた。

海の1部になったからとは言え、前の人間の姿は、うっすらと残る。少しずつ、消えてなくなるがな。

身が完全に消えてしまうと、本当に海の1部となってしまう。体が消えるのは数ヶ月、その間は、この海の生活になれたりする。

もし陸に戻るのなら、その数ヶ月の間に戻らなければ、完全に消える。まぁmzにはそんなこと関係ないと思うがな。

心地よさそうに眠るmzを見て、少し心が痛む。きっと今まで、こんなに気持ちよくは眠れなかっただろう。

辛かったな。頑張ったな。もう心配ない。

残り数ヶ月の身、楽しく過ごすがよい。

さて、私も少し眠りにつくとしよう。


そうして私も、深い眠りに着いた。



まだもう1人、海に命を捧げる者がいるとも知らずに…

・━━━ ℯ𝓃𝒹 ━━━・




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