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キッドの幼児化絶対可愛い
怪盗キッドがアポトキシン飲む発想はなかった…すげぇ?!
⚠️
・コK
・まじ快メンバー(今の所)出る予定ないよ(千影さんはでるかも)
・コナンキャラの方が多くでるよ
みんなが何回とこすり続けたAPTX4869→キッドネタです。私が大好きなので書きます。
ちなみにここで公言しておきますが私は夢女子絶対殺すマンなので夢小説は絶対書く気ないです。
夢女子を、許すな(戒め)
○快斗視点
チク…タク…。時計の針が少しずつ時を刻んでいく。
月がとても綺麗な満月の今夜、怪盗キッドはいつも通り予告状をだして盗みに入っていた。
K(よし…予告まであと5分。警部には悪いけど今日も華麗に盗ませてもらうぜ…?)
今日は名探偵も来ているため、油断はできない。
予告時間まで通気口の中で待機する。
K(あと10秒…。9…8…7…6…)
煙幕を持ち飛び出す準備をする。
コ(…5…4…3…2…1…)
下に煙幕を落として、その瞬間に宝石の台座へ飛び乗る。
周りから見れば、煙の中から怪盗キッドが出てきたように見える。
中森「キッドだぁぁぁ!!!!!確保ぉぉぉぉぉお!!!!」
中森警部と、たくさんの警官がキッドのもとに駆け出していく。
コ「あっ!そんなにキッドのところへ行ったら…!」
○コナン視点
中森「キッドだぁぁぁ!!!!!確保ぉぉぉぉぉお!!!!」
中森警部と、たくさんの警官がキッドのもとに駆け出していく。
コ「あっ!そんなにキッドのところへ行ったら…!」
江戸川コナンは知っている。奴との邂逅の日も、集まってきた警官に紛れて逃走したことを。
奴を前に大人数で行くのは、それこそキッドの思う壺だ。
中森「絶対に逃がさんぞぉぉぉぉ!!!!」
たくさんの警官が揉み合いのようになっている。
警官「け、警部!!ほ、宝石がありません!!」
中森「何ぃ〜〜!?!?」
警官「あっ!警部!上!上!!!!」
警官の言葉に釣られ、上を向くと、キッドは天窓にワイヤー銃を撃って釣られていた。
K「それでは予告状通り、この宝石は頂いていきますよ…」
キッドはそのまま天窓から脱出し、ハンググライダーを広げ、逃走していった。
中森「待てキッドぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
コ(ハハ…どーせ近くのビルの屋上とかで目的のものか確認してんだろーな…)
蘭の目を盗んで走り出す。キッドの逃走した方向、風の方向から割り出し、キッドが逃げたところをおおよそ予想する。
外に出て、ビルへ向かう。一瞬だが、ビルの上に白い影が見えた気がした
コ「!」
ビルの裏口から侵入し、エレベーターのボタンを押す。案の定電源が停止してある。
キッドがこのビルにいることを確信しながら長い長い階段を駆け上がる。
コ「ぜえ、はあ、小学生の体舐めんなよ…ッはぁ、はぁ」
息切れしながら登る。
コ「はあ、はあ、ふー…」
屋上の扉の前で息を整える。
コ「キッド!」
勢いよく扉を開ける。そこにいたのは…
もぞもぞと動く白い物体だった。
コ「????」
白い物体をよく見ると服であることがわかる。それも着ている本人よりずっと大きくてぶかぶかの。
コ「ん?シルクハット……まさか。」
K「おい…引っ張んな名探偵…ッ」
コ「はぁ!?!?!?」
訂正。白い物体ではなく、幼児化したキッドだ。
それはコナンが来る15分前の話のことである。
○キッド視点
キッドはハンググライダーでビルの屋上に向かって飛んでいた。うまく着地をしてグライダーを閉じる。
K「ふう…確認確認…。」
目的の宝石か確認をする。
怪盗キッドは目的のもの以外盗まない。それがポリシーだ。
そもそも目的の宝石しか興味がない。正直宝石のことは少し綺麗な石ぐらいにしか思っていない。
快斗にとって宝石は父の命を奪った忌まわしい存在なのだ。
宝石月に翳す。中身は何も入っておらず。ただの宝石のようだ。
K「はあ…」
先程まで宝石を盗む姿は新しいおもちゃを手に入れる子供のようであったのに、違うものだとわかると途端に興味を失った。
快斗が、あと10分待っても名探偵がこなかったら帰ろうかな…と思ってきたその時、
パキュン!
K「!?」
サイレンサー付きの銃を持ったスナイパーだ。まずい。
すぐに死角に逃げようとするが、
パキュン!
K「ゔあ゛ッッッ!!!!!」
脚を撃たれてしまった。追撃が来るが、なんとか隠れる。
K「あ、、、やべぇとこ撃たれちまった…」
意識が朦朧とする。誰かが階段を駆け上がる音が聞こえる。名探偵じゃない。大人だ。
🐍「ハハハ…天下の怪盗キッドもこれで終わりだなぁ…!」
スネイクがこちらを見て笑っている。
K「く、そ…」
🐍「そうだ…最近取引をした組織からもらった毒薬を飲ませてやろう。何やら完全犯罪のできる薬だとか。」
抵抗したいが体が動かない。撃たれたのは銃弾ではなく痺れ薬などの薬品が入った針だったのかもしれない。
K「ぐ、ぅぐ…ッ」
赤と白のカプセルを無理やりねじ込まれ、飲まされる。
🐍「これで終わりだ。怪盗キッド。ハハハハ…!」
スネイクとその手下達が去っていく。
体がおかしい。熱い。熱があるのか。
周りの音が、聞こえない。どくん、どくん、心臓の音が聞こえ出した。
死ぬかもしれない。言いようのない恐怖が襲う。
K「はぁ、はぁ、はぁ、ぅぐッ…!」
どくん、どくん、どくん、どくん、どくん、どくん…鼓動が早くなっていく。
K(いやだ…しにたくない……)
意識を落ちていく。深い闇の中へ。
K(……?)
誰かに触れられている。というか生きてる?うっすらと目を開ける。名探偵だ。
K「おい…引っ張んな名探偵…」
シルクハットが取られそうになったので声を振り絞る。
コ「はぁ!?!?!?」
うるせー…