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現世くるり ◤ ペア画なう ◢
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らび
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「」せりふ ()こころ
赫 視点 .
『なつが嫌がることは、もうしたくないもん。俺にはなつだけでいいって、本当だもん』
学校の教室で、らんが他の有象無象を冷たく突き放し、俺の制服の裾をぎゅっと掴んだあの日から、俺の胸の奥の冷徹な回路は、ものすごい速さで回転を始めていた。
らんは俺を選んでくれた。
あの冷酷な両親でもなく、クラスのくだらない連中でもなく、汚い泥の中から自分を拾ってくれたこの俺を、世界のすべてだと認めてくれたんだ。
だったら、俺は一刻も早く、らんのために世界を綺麗にしてあげなくちゃいけない。
らんを「百瀬家の次期当主」という人形に仕立て上げ、どこの馬の骨とも知れない女と政略結婚させようとしている、あの『両親』という名の邪魔者たちを。
深夜、らんが俺の与えた安心の中で健やかに眠りについた後、俺は自分の部屋で、パソコンの画面に並ぶ無数のデータを冷たい目で見つめていた。
画面に映っているのは、海外にいるらんの両親の飛行機のスケジュール、滞在先のセキュリティコード、そして彼らが帰国する具体的な日程。
執事という立場を利用すれば、これくらいの情報を手に入れるのは造作もないことだった。
「……予定通りなら、あと数ヶ月。らんの卒業式の直前に、奴らは日本に帰ってくる」
俺は画面をスクロールしながら、ボトルのラベルを指先でなぞった。
引き出しの奥に隠してある、無色無臭の特殊な薬品。
あるいは、百瀬家の古い倉庫に眠っている、美術品に見せかけた鋭利な刃物。
どうやって殺そうか。
どんな風に、らんを苦しめるあの声を永遠に引き裂いてやろうか。
凄惨な計画を考えているはずなのに、俺の胸にあるのは、恐ろしいほどの静寂と、甘い高揚感だけだった。
らんを傷つける奴は、親だろうが神様だろうが全員ゴミだ。
ゴミを掃除するのに、罪悪感なんて覚えるわけがない。
ふと、画面の横に置いてある白の手袋に目が留まる。
これは、らんの綺麗なおててを汚さないための、俺の決意の証。
らんは何も知らなくていい。
ただ、俺が用意した血塗られた、けれど最高に安全な檻の中で、俺にだけ甘えていればいいんだ。
「……あ、そうだ。せっかくだから、結婚式を挙げよう」
暗い部屋の中で、ぽつりと声が溢れた。
奴らを綺麗にお片付けした後、誰もいなくなった百瀬家の広い屋敷で、俺とらんだけの結婚式を挙げるんだ。
その時、らんはどんな服が似合うだろう。
……うん、純白のウェディングドレスがいい。
らんの淡い黒髪と、あの愛らしいピンクの前髪に、真っ白なベールをかけてあげるんだ。
想像するだけで、頭の奥がじわじわと熱くなって、狂おしいほどの幸福感が身体を駆け巡る。
__じゃあ、邪魔をしたあの両親には、特等席で見届けてもらわないと。
彼らの頭蓋骨を綺麗に磨いて、結婚式の机の真ん中に飾ってあげよう。
らんがいつでも「幸せだよ」って報告できるように。
「待っててね、らん。もうすぐ、俺たちだけの完璧な世界ができるから」
パソコンの画面を閉じ、部屋の明かりを消す。
暗闇の中で、俺の金髪が、冷徹な殺意を孕んで妖しく揺れていた。
俺は仮面の裏で、世界で一番甘く、おぞましい微笑みを浮かべていた。
【を】
episode . 14 end__
い っ て き ま ~ す っ
て 言 っ て も 明 後 日 は 帰 っ て 来 る け ど ね ん 。
楽 し み に し て て ね !
そ れ で は ま た 次 回 !
ば い ち ゃ !
コメント
7件
遅コメ失礼~ きちゃぁぁぁ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ 共依存らぶ💞💞💞 執事の手袋ってなんかえっちぃんだよな(殴 多分このコメ見るの明後日だから先言っとくおかえり~.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ 続きも楽しみにしてます.ᐟ.ᐟ
おわぁ、どろどろだぁ、 え、なんかさ、これよんだら好きすぎて滅頭にめっちゃ流れたんけどw なんでだ?٩( ᐛ )وwww 明後日かぁ、暇だっ 楽しんでねぇ
🌾失っ.ᐟ.ᐟ はぁぁぁきたぁぁぁぁ 手袋って、なんかいいよな。 なんでだろう。 執事の手袋つけるシーンとかなんかえrくね.ᐣ.ᐣ((((殴 やっぱ共依存っていいや。 ぴーす(*^^)v いてら~っ.ᐟ.ᐟ 無事にっ、帰ってこいよっ.ᐟ.ᐟ 次回も楽しみ~っ.ᐟ.ᐟ