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瞼に何かが触れた感じがして深い眠りから一気に目が覚めた
「う…ん」
目の前には超近距離でりょうちゃんの顔があった
「!」
目と鼻の先
ぶつかりそうになり俺は物凄くビビった
だがそんなりょうちゃんは 冷静にあーと声を漏らし
「ごめん起こしちゃった」
と言ってにっこり笑っている
ん?
そうだ
俺デート帰りの車ん中で寝てたんだった
りょうちゃんの運転する車で俺は助手席でぐっすり寝ていた
いくらりょうちゃんプレゼンツとはいえ人に運転させといて1人ちゃっかり寝るなんてダメダメじゃん
「ごめん…りょうちゃん俺寝てた」
と申し訳なさそうに言うと
「ぜーんぜんいいよ」
といつもの笑顔で返された
「俺が無理して付き合わせちゃったんだしね」
あー、いつものりょうちゃんスマイル発動
そう言ってくれるだろうと思ってたとはいえやっぱ優しいわ
とんでもなく俺の癒し
ん?
ふとさっきの違和感を思い出した
瞼に触れた感触…あれは…
そう思い右の瞼触れようとしたトコで
「元貴…」
りょうちゃんは運転席からぐっと俺の方に身を乗り出してきたかと思うと急にキスをしてきた
「うぐっ…」
あまりにも突然すぎて俺は反応出来ずなすがまま状態になる
りょうちゃんはそのまま俺に覆い被さると俺のシートのレバーを引きうしろに倒す
その勢いで唇が離れた
「…って」
背中を軽く打ち付け俺は呻いた
あとあまりにりょうちゃんらしからぬ乱暴な振る舞いに俺は驚くしかない
「りょうちゃ…」
「元貴、すき…すきだよ」
その後の言葉を遮られるとのしかかったままの状態でりょうちゃんは再びキスをする。
今度はさっきのようなフレンチなやつじゃなくてディープなやつ
りょうちゃんの舌が俺の舌と絡める
俺はたまらずもがいた
「んっ…んーっ」
じたばたしたって全然効果なんてありゃしない
りょうちゃんに上からしっかり抑え込まれているからだ
しばらくしてやっと唇が解放される
「…っはぁ」
もう少しで酸欠になりそうだったから慌てて吸い込もうよする
だが安心したのもつかの間りょうちゃんは俺の服を首までまくしあげると舌を這わせてきた
俺は思わず声をあげた
「ちょ…っ!」
「肌…すべすべだね」
体がびく、と反応する
それを見てりょうちゃんは嬉しそうに
「元貴の乳首…綺麗な色だね」
今度は突起を舐められると俺の体は一段と反応した
「…!」
「感じやすいんだ…」
りょうちゃんはそう言うと片方の突起を指で触れた
俺はなんとか声を出すまいと手で口を抑える
でも体は正直でビクビクと震える
「駄目だよ」
りょうちゃんは俺の両手首を抑えると
「いい声…聞かせて」
そう言うと舌を使って俺の突起を舐めあげる
「っあ…」
俺はどうしようもなくて声をあげると身を捩った
君に触れたくて仕方なかった
いつもは凄く優しく出来るのに
いざ触れてしまうとどうしようもなくなって
とうとうタガが外れてしまった
だって
君が可愛いすぎるのが悪い
たががデートなのにいつも以上にはしゃぎすぎる君が悪い
…無防備になる君が悪い
あらかじめフラットにしていた後部座席に元貴を押し込むと僕は行為を続ける
僕は元貴を仰向けに寝かせると足を広げ膝を折り僕のモノを中にねじ込む
元貴はたまらず悲鳴をあげた
「痛…っい…」
ああ、元貴はされる事が初めてなんだな
美しく整った顔が今は苦痛で顔を歪めている
「はっ…はぁ…」
僕は呼吸が大きく乱れ汗で張り付いた元貴の前髪に触れる
「…大丈夫だよ」
僕はいつもの笑顔を作る
でも挿れている僕だって結構苦しい
ローションでお互いを濡らしていてもこの状態なんだから
「ゆっくり息して…」
元貴の中は暖かいのに狭くて凄く窮屈だけど…
でも僕は元貴の初めての人になれた事とひとつになれた喜びの方が大きかった
「…動くよ」
そう言うと僕は優しく前後に腰を動かす
「…っ!!」
元貴…痛くしてごめんね
いっぱい愛してるよ
20241204