『 ごめんね、ありがとう 』
そうゆうと、
母親が自殺した。
止められなかった。
止めてほしそうじゃなかった。
父親は数年前に事故で亡くなってる。
母親が自殺して、
俺、一人ぼっちだ、笑
俺は、やるべきことが分からない。
何をしたらいいの?
誰の為に生きればいいの?
俺の生きる理由は?
希望は?
【 パリンっ 】
そんな音がした。
その瞬間、
感情がなくなった。
ひとりじゃ何も決められない。
笑う事も、悲しむ事も、怒る事も、楽しむ事も、
何もかも失った。
そんな俺に、手を差し伸べてくれたのは、
“ 我々軍の皆さんだった ”
皆さんは、
俺の感情が戻るように、手伝ってくれている。
でも、一向に戻らない。
not視点
この物語は、
母親の死を境に
感情がなくなった、
“ 紫色の煽り君 ”
の物語である。
題名
『 紫色の煽り君の感情を取り戻します 』
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